オーラ ページ16
シャワーから上がったらヒソカさんが待っていた
「おかえり♥」
『あれ、ヒソカさん。どうしたんですか?』
「どうしたって、ボクたちトモダチだろう?トモダチを待っていちゃいけないのかい?♠」
『友達ってそういうものなんですね!』
ヒソカはイルミと彼女が話してた内容は全部聞いていた。
もちろんイルミもその事に気づいていただろうが無視していた。
ヒソカは彼女の初めての友達が自分だと聞いて、なんとも言えぬ優越感に浸った。
そして彼女の友達の概念が思いっきりズレていることに対し、「これはオモシロイ♥」と悪企みをしていたのだった。
「そういえば…キミ、オーラが変わったね?」
『!!?どういうことですか!?』
「前は普通の可愛らしいオーラだったんだけど、そうだな、癒されるような、リラックスできるようなオーラになった気がするよ…♥」
『それっていつからですか…?』
「2次試験あたりかなぁ。」
『2次試験…』
2次試験、変わったことといえばヒソカと彼女が友達になったこと。
(前言われた時は、センセイに憧れを抱いてから…今は友達なったから…)
「思い当たる節でもあるのかな?♣」
『ヒソカさん、ほんとうに申し訳ないのですが、ご自慢のトランプでヒソカさんの肌を切っていただけますか?』
「イイケド♦」
ぷつりとトランプで自分の腕を切るヒソカ
『あ、あの…すみません…失礼します…すみません』
彼女は顔を真っ赤にしながら
ちゅ
と、傷口付近にキスをおとす
するとどうだろう、
「これはこれは♠」
『やっぱり!』
(ああA、やっぱりキミは最高だ…♥まるでボクを飽きさせない…♦)
『私、今多分特質系なんです!いつもは操作系なんですけど、ある条件を満たすと特質系になれるんです!』
『でも、その条件がまだよく分かっていなくて。私の先生にあたる人にもオーラが変わったって言われたから水見式をやってみたら特質系だったんです。前は操作系だったんですよ!』
「♣」
『それでずっと考えてたんです。トリガーはなんなのか。』
『前は、先生の時は、私、その時期は先生に憧れてたんです!そして今は、ヒソカさんと友達になれたことがトリガーなんじゃないかなって思ってます。』
『まだ、データが少ないのでなんとも言えないのですが…』
「憧れや友情など、何らかの感情・好意を抱くことがトリガーってこと?♠」
『そうなんじゃないかと考えてます…』
続く
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かすみ(プロフ) - もるさん» 初めまして!コメントありがとうございます!お返事遅れてしまってすみません、、。更新頑張ります!多忙でかなーり亀更新になると思いますが気長に待っていただけるとうれしいです! (2022年7月25日 23時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
もる - 初めまして!とてもかわいい主人公ちゃんで読んでいて癒されました!文面からも作者様の温和なお人柄が出ているように感じました。忙しいかと思いますが、更新楽しみにしています♪ (2022年6月29日 3時) (レス) @page50 id: 2766806a74 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - しろさん» はじめまして!コメントありがとうございます!嬉しいです!頑張って作ろうと思います!少し待っていてください! (2022年5月27日 2時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - はじめまして!このお話とても好きです!続きは書かれないのでしょうか?? (2022年5月20日 13時) (レス) @page50 id: 1cd0628146 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます!がんばってみます! (2020年12月29日 10時) (レス) id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霞 | 作者ホームページ:http://narutodreamer
作成日時:2020年9月11日 13時