針人間 ページ14
『イルミさん…？』
「！！」
『あれ…違いましたか…？とりあえずその…すみません。離していただけますか…？』
「お前、キルと何話してた？」
『あ、やっぱりイルミさん！昼間言っていたキルって子、イルミさんの弟さんだったんですね！』
「質問に答えろ」
ググッと、胸ぐらを掴む手を強め彼女の細い首を針に近づける
『ご、ごめんなさい〜！許してください！ヒソカさん〜！』
「質問に答えろって言ってるよね？」
彼からは殺気が思い切り込められる
『あ、あのえっと…ヒソカさんのことと自己紹介を…！』
「自己紹介？キルと友達になる気なの？」
『いえ、友達になろうって言ってないからまだ友達じゃないですよ？』
「え？」
『え？』
「な〜んだ、よかったぁ。」
そう、このジャポン人A、友達の概念が少しズレているのである
本来友達というのは、多くの人は気づいたらなっていることが多い。
でも彼女は、
「友達になろう」
という言葉をかけてもらうか、自分からかけ、
「いいよ、友達になろう」
と承諾を貰ったら友達になれると思っていたのだ。
彼女は持ち前の可愛さから、小学校の頃からクラスメイトの女から妬まれ、疎まれ、友達の概念を忘れてしまったのだ。
『キルアくんと友達になっちゃダメだったんですか？』
「うん。キルに友達は要らないからね。」
『まぁ無理してなる必要ないですからね！よかったぁ、自己紹介だけで済ませて良かったです。』
「変な子だね。よく変わってるって言われない？」
『言われる友達いないですし！私、ヒソカさんが初めてのお友達なんですよ！』
「へぇ、(ヒソカが初めての友達だなんて)可哀想」
そう。この男、イルミは言葉足らずなのだ！重要な部分を抜かしてしまう
『な、初対面でそんな貶さなくても…私だってほんとはみんなとジャポンの友達になりたかったんですよぅ…』
彼女はジャポンにいた頃の辛かった事を思い出してしまい、泣きそうになる
「ま、そんなこと俺には関係ないけどね」
『それもそうですね。そういえばヒソカさんとは前からお友達だったんですか？』
「…やめてよあんなヤツと友達なんて。ただのビジネスパートナーだよ。」
『へぇ！かっこいいですね！』
ジャポンに暗殺者はいない。いや、いるのだが、何せ彼女は一般家庭の育ち。そんなこと知る由もない。
だからイルミやヒソカをただのサラリーマンだと思っている。
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かすみ(プロフ) - もるさん» 初めまして！コメントありがとうございます！お返事遅れてしまってすみません、、。更新頑張ります！多忙でかなーり亀更新になると思いますが気長に待っていただけるとうれしいです！ (2022年7月25日 23時) (
レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
もる - 初めまして！とてもかわいい主人公ちゃんで読んでいて癒されました！文面からも作者様の温和なお人柄が出ているように感じました。忙しいかと思いますが、更新楽しみにしています♪ (2022年6月29日 3時) (レス) @page50 id: 2766806a74 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - しろさん» はじめまして！コメントありがとうございます！嬉しいです！頑張って作ろうと思います！少し待っていてください！ (2022年5月27日 2時) (レス) @page50 id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
しろ - はじめまして！このお話とても好きです！続きは書かれないのでしょうか？？ (2022年5月20日 13時) (レス) @page50 id: 1cd0628146 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ(プロフ) - ちくわさん» ありがとうございます！がんばってみます！ (2020年12月29日 10時) (レス) id: e53abe021c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞 | 作者ホームページ：http://narutodreamer
作成日時：2020年9月11日 13時
