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突如空から降ってきた長月。
「な、何!?」
慌てる忍者などお構いなしに、クナイを振るう。
刃先が首筋にあたり、忍者は倒れ、伝七と佐吉は解放される。
「アカリッッッッッッ!！」
その直後、剣持が箒にまたがって、空から降って＿＿＿いや、飛んでいる、の方が近いだろうか。
長月に向かって木の枝を向け、何かを大声で唱えると長月が浮き上がった。
そこを、箒に乗った剣持が回収する。
「浮いてる………人が……」
誰もが圧倒し、人間技ではない事をしている2人を見る中、あたかも普通だと言うように2人は明るく話す。
「……化け物」
敵か味方かは分からないが、誰かが呟いた。
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数分前。
『薫〜これ戦況ヤバくね?』
「うん。結構押されてる。」
上空15m位のところで、私達浮かんでいる。
空から見下ろす忍術学園は大変な状況なのが一目で分かるだろう。
あちこちで戦闘する忍者。
一部燃えている校舎。
絶え間なく走り回る保健委員会。
鳴り響くクナイの音が、決して相手が一筋縄ではいかない相手なのが分かる。
その時だった。
私は見つけた。
伝七にクナイが振り下ろされようとしている瞬間を。
『ヤバイッ!』
「おい、A!」
反射的に箒から飛び降り、自分は落下していく。
……15mから。
そしてクナイが当たろうとするその瞬間、私は思いっきりクナイを振るった。
敵忍者は倒れ、2人は解放されたが、私はヤバイ。
そのまま地面にたたきつけられれば、間違いなく彼岸逝きだろう。
「ウィンガーディアムレヴイオーサ!」
その時薫が浮遊の呪文を私にかけ、私は浮かび上がり、薫の箒に載せられた。
「ったくお前死にてえの?あんな所から飛び降りるとか。まぁ、生命力Gだから死にはしないた思ったけど。」
『ごめんごめん。センキュー、呪文。
あと私はGじゃない。』
明るく話す私達には、怯えのような不思議がるような、意外なような視線が敵味方なく向けられてた。
『早う戦わんか!』
一括入れると、その場の人が動きだし、私達も魔法で参戦する。
「おれの箒コントロール。Aのクナイの正確さ。淳也の即効性の眠り薬。これぞ協力、だね。」
『うん。』
会話をしながら、呪文を放った。少し、戦況は変わったと思う。
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綾部伊沙(プロフ) - れいら・マリもｵﾜゴリラさん» コメントありがとうございます! 正直忘れかけてたこの作品…笑 更新いつか受験が終わったら更新するので今後ともよろしくお願いします! (2022年12月6日 21時) (
レス) id: b1825981c0 (このIDを非表示/違反報告)
れいら・マリもｵﾜゴリラ - こんにちわ。この小説読みました。こんなに面白いお話初めてです！思わず吹き出しちゃいましたw更新楽しみにしております (2022年11月26日 23時) (レス) @page33 id: 661d7579e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾部伊沙 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e8e9c819a37/
作成日時：2022年3月7日 16時
