彩の怒りと鬼舞辻無惨の最期 ページ10
彩「氷魔法…無限、氷針来雨」
ズサズサッ‼︎
鬼舞辻「‼︎何でこれは…⁉︎」
彩「氷魔法…凝固」
鬼舞辻「貴様、何をしている…⁉︎」
彩「喋んないでください。虫酸が走る。」
鬼舞辻「ガハッ」
炭治郎(彩、目がいってる��(ﾟДﾟ))
彩「氷魔法…拘束、氷蔓監獄」
鬼舞辻「冷たい…‼︎それに再生もできないだと…‼︎」
鬼舞辻無惨はうめき声を上げた。
彩「痛い？」
鬼舞辻「痛いに決まっているだろう‼︎ぐぁあっ！」
彩「今まで戦って来た鬼殺隊のみんなは…、私の仲間は、それ以上の苦しみを受けていたのよ⁉︎
それに比べたらあなたの痛みは大したことじゃない。それくらいの痛みで喚かないで！」
鬼舞辻無惨はもう、反撃する気力も残ってないみたいだった。
彩「…、しのぶ姉さん。」
しのぶ「ひゃいっ‼︎」
う、なんかめっちゃ怖がられてる…
私、そんなに怖かったかな？
彩「負傷した隊士の治療をお願いできますか？」
しのぶ「も、もちろんよ！」
彩「ありがとうございます。お願いします！」
しのぶ「ええ！」
さて。
彩「あと少しで日が昇ります。」
鬼舞辻「なんだ？嗤うのか？」
彩「いいえ、嗤いません。」
鬼舞辻「何故だ」
彩「怒っているからです。」
鬼舞辻「…」
彩「私はあなたのことを一生許しません。あなたが亡くなったところで、仲間が生き返るわけでもない。
一瞬スッとするかもしれませんが、怒りの気持ちの方が多いでしょう。
でも同時に、せめて亡くなる時くらい、顔を見とってあげても良いのではないか、そう思うのです。
私の願いは、みんなと笑い合うこと。その『みんな』の中にはあなたも入っています。
せめて亡くなる時くらい、心からの笑顔でいてください。亡くなる時もネガティブであるほど
悲しいことはないですから。」
鬼舞辻「…ありがとう…。あと、すまない。」
彩「すまないって、何がですか？」
鬼舞辻「竈門炭治郎の体内に私の血を大量に入れた。おそらく、炭治郎は命を落としているだろう…」
‼︎
炭治郎が…⁉︎
鬼舞辻「本当に申し訳ない。」
彩「…最期に教えてくれてありがとう。そっか。炭治郎、やられちゃったか…。禰󠄀豆子さんを残して…。
炭治郎はよく頑張ったよ。頑張ったよ…。」
鬼舞辻「ああ、かなりの脅威だった。」
彩「そうなんだね。ハハッ、なんか、心が痛いな…」
鬼舞辻「すまない」
鬼舞辻無惨はそう言って最期まで申し訳なさそうに消えた。
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月坂柚花(プロフ) - 七星 麗華 (ななぼし れいか)さん» ありがとうございます(*^^*) (2022年12月15日 18時) (
レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
七星 麗華 (ななぼし れいか) - うわ〜！！完結おめでとうございます！！ (2022年12月15日 18時) (レス) @page27 id: 50853c9852 (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - 花恋さん» ありがとうございます！ (2022年12月12日 18時) (レス) id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
花恋 - 月坂柚花さん» 最後まで読ませていただきました！凄く感動しました(*´꒳`*)次回作も楽しみです！頑張ってください♬ (2022年12月12日 17時) (レス) @page27 id: 9a70c2633a (このIDを非表示/違反報告)
月坂柚花(プロフ) - yuzukaさん» ごめんね、ホントは花雪姉妹だった(-_-;) (2022年12月12日 13時) (レス) id: 1528352b93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月坂柚花 | 作成日時：2022年11月22日 20時
