さようなら、鬼の皆様

お館様 ページ18

もうそろそろお館様も起きられる頃かな？

そう思って私は鬼殺隊のみんなと本部に向かった。

彩「あまね様、お久しぶりです。本日は健康状態の報告とお館様の健康状態を

　 確認するために参りました。」

あまね「ありがとうございます。お館様はこちらですよ。」

彩「はい！」

私は障子をそっと開いて部屋に入った。

彩「お館様、失礼致します。」

全員「失礼します。」

私はしのぶ姉さんからも許可をいただいた栄養剤を注射しながら健康状態を確認した。

お館様は未だお目覚めにならないから生命を保つために栄養剤を入れる必要があるんだ。

皮膚もほとんど治っているし、呼吸も安定しているからもうそろそろ

お目覚めになられても良いはずなのに。

その時

お館様「…ｯ」

彩「お館様⁉︎」

しのぶ「お目覚めになられたのですか⁉︎」

冨岡「‼︎」

甘露寺「お館様ぁ！」

伊黒「ご無事で何よりです。」

不死川「お館様、気分はいかがでしょうか？」

悲鳴嶼「ああ、お館様…、南無」

宇髄「お館様、派手によかったです！」

お館様「ありがとう、そして久しぶりだね、彩、しのぶ、義勇、蜜璃、小芭内、実弥、行冥、天元…

　 鬼は滅せたのかな…」

不死川「はい…、鬼舞辻を倒すことができました。」

お館様「よかった。中にはこの戦いの犠牲となった者もいるんだろうね。

　 でも、みんなよく戦ってくれたね、私のかわいい子供達…」

そう言ってお館様は少し悲しそうに微笑んだ。

ピース→←よろしくね、柿原さん！

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