58話 ページ10
翌日
さ「あ、Aおはよ」
『あ、さとみくんおはよう』
いつも通りさとみくんと挨拶を交わす
相変わらずイケメンなさとみくんの顔面を見ながら玄関までさとみくんと会話をする
さ「なんか…A今日いつもより元気だね?」
他愛のない話をしている中でふとさとみくんがそういった
元気…?元気か…
昨日愛羅と色々なことを決めたからだろうか
確かに今日はいつもより目覚めが良かったし、朝ごはんもいつもより美味しかった
元気…というか気合いが入っているのかもしれない
『ちょっと楽しみなことがあって…
あっもう玄関ついちゃった』
さ「あっほんとだ
A先行ってて、俺後で時間ずらしていくから」
『うん…じゃあまたね』
少し寂しい気もするがしょうがない、私はさとみくんに手を振り教室へと向かった
この通り玄関をすぎたら私とさとみくんは災い時間をずらして教室に行っている
理由は簡単
さとみくんファンの子がうるさいからだ
前2人で教室へ向かったら、ファンの子に囲まれて大変なことがあった
そんなことがあってさとみくんは私を気づかい、このように時間をずらして行っている
でもこそこそと2人で登校しないようにするのも今日でおさらばかもしれない
明日から冬休み、私はそこで変わって冬休み明けに堂々と2人で登校してやる
その日私は期待とやる気でいっぱいだった
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作者名:みかんの果汁 | 作成日時:2021年1月2日 21時