君らの幸せを願うなら。【Satomi】【Colon】

幸せを願うなら。1 ページ4

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A side



「また〜？‪w」


「ころんが今のは悪い！」


ｽﾞｷｯ


叶わないって分かってるじゃん。


自分。


落ち着け。


嫉妬なんかすんな。


らしくないでしょ。


「A？」


『どうしたの？さとみ』


「先行かね？」


『…うん！そうだね！』


これでいいんだ。


こんな醜い嫉妬いらないんだから。


2人とも早くくっつけよ。


「ころん,莱羅先行ってるわ」


「え？なんd「分かった！」


ころんの言葉をさえぎって言う。


どんだけころんと居たいんだよ。


…まぁ,ころんもそっちの方が嬉しいだろうけど。


こんなことは日常茶飯事になりつつある。


「A」


『ん？』


「宿題やってきた？」


『やったよ？さとみまたやってこなかったの』


「うん‪w」


『自信満々に言うなや‪w』


「さーせんさーせん」


全く…‪w


『さとみ』


「ん？」


『あの2人お似合いだよね』


「…そうかぁ？付き合っても2人すぐに別れそうだけど」


『あー‪w』


「分かる？‪w」


『何となく‪w』


実際そうであって欲しいと思ってしまう私。


こんなに私醜かったっけ。


『私,頑張って諦めるよ』


「何回目〜？‪w」


『あれ？そんなに言ってる？』


「10回は言っとる」


無意識だ…


「…それだけ諦められないんだろ〜」


『そっか』


「話変わるんだけど,早く行かないと追いつかれるぞ」


『…はよ行こ』


そう言って私たちは走って学校に行った。




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