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JK「……どっちだよ。」
「……え。」
JK「お前は今どっちなんだよ！？」
JN「え、ごめん、ヒョン全然理解出来てないんだけど。」
今にも掴みかかりそうな剣幕のジョングクに、ゴクッと息を飲む。
(正直に話そう。信じてもらえるように。)
視線をたじろがせながら、ゆっくり口を開いた。
「私は……、ソユンじゃないです…。」
JN「………………………………………………ん？？」
JK「じゃあソユンはどこ。」
「……ソユンちゃんは、」
JN「いやいやいやいやちょっと待ってよ全然わかんないし。」
ジンさんが、間を切って私の前に来て、顔を覗き込んだ。
JN「どっからどう見てもソユンだけど、ソンユンじゃないってこと？」
「……そうなります。」
信じられないというような目を私に向けるジンさん。
(そりゃそうだ。目の前にいるのはソユンちゃんなんだもん。)
JN「もっかい聞くけど嘘じゃないよね？」
JK「嘘じゃないよ。俺はこの目で見たから。…………ヒョン、何キョロキョロしてるんですか…。」
JN「えっ、いや、カメラとかないよな？と思って」
JK「だから本当なんだって！！」
ようやく納得したのか、もう一度ジンさんが私に向き直った。
JN「……えっと、本当の君の名前は？」
「イ･Aです。」
JN「お、女の子だよね？」
「はい。」
JK「……女じゃなかったらいろいろ危ないですよ。」
JN「えっと…ちなみに年齢は……？」
失礼な質問だと感じているのか、聞きにくそうにジンさんが聞いてきた。
「歳は、25です。」
JK「え、」
ジョングクが驚いたような顔で私を見てくる。
恐らく自分のこれまでの言葉遣いを思い返しているのだろう。
目を大きくして下を見つめたまま、動かなくなってしまった。
(……かわいい。)
次に、罰が悪そうな顔で私を見つめてくるジョングクを見て、そんなことを思った。
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有彩色(プロフ) - MA SAKAさん» 最後まで読んでくださってありがとうございました！！嬉しいお言葉も頂いて……、この作品を作ってよかったと感じました。コメント、本当にありがとうございます！ (2022年8月26日 13時) (
レス) id: 09caf7b163 (このIDを非表示/違反報告)
MA SAKA(プロフ) - 本当に本当に素敵なお話でした。止まらず一気に読んでしまいました。素敵な時間をありがとうございました！ (2022年8月3日 21時) (レス) @page43 id: 17b1d798c7 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - yume m_さん» ボロ泣きしてくださったんですか…嬉しいです！！こちらこそ素敵なコメントをして下さってありがとうございます！！ (2022年4月25日 23時) (レス) id: 09caf7b163 (このIDを非表示/違反報告)
yume m_(プロフ) - 夜中なんですが一気に読んでしまいました。そしてボロ泣きです（ ; ; ）涙と鼻水が止まりません笑 こんな素敵なお話に出会えてよかったです！ (2022年4月25日 1時) (レス) @page43 id: 5d5dd9302d (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - miiさん» ありがとうございます！！そう言っていただけて本当に嬉しいです。最後まで読んでくださってありがとうございました！ (2021年9月10日 9時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有彩色
| 作成日時：2019年10月19日 23時
