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JM「絶対帰る気ないと思った！ヌナ昨日もほとんど寝てないの知ってるからね！？」
プンスカ怒りながらこちらに近づいてくるジミン。
「.......うん、ごめ.......。」
笑顔で言おうと思ったのに、涙が次々と流れ落ちた。
JM「.......ヌナ？大丈夫？」
ジミンが顔色を変えて駆け寄ってくる。
JM「どっか痛めたの？足？」
「.......や、違う。ごめんね、大丈夫。」
顔を見られたくなくてジミンの目を見ないように顔を背けると、両頬に手が添えられて、ぐるっと引き寄せられた。
JM「大丈夫じゃないんでしょ？何が悲しいの？」
「.......悲しくないよ。」
JM「ヌナが言ってくれなきゃわからないよ。僕そんなに頭良くないから。」
「.......。」
.......多分ジミンは気づいてたんだろうな。
私がダンスで悩んでることに。
「.....ホントは知ってるくせに。」
JM「ヌナの口から聞きたいんだもん。」
目を細くして笑うジミンに、なんだか安心してしまった。
「.......私が脱退したいって言ったらどうする？」
JM「.............。」
あまりに直球だったのか、ジミンが押し黙る。
そして少し考える素振りをして、また私と向き合って、
JM「じゃあ僕も脱退する。」
ニコニコ笑いながら言った。
「.......いやいやいやいや。何言ってんの。あんたが辞めたら他の子達みんな辞めるよ？」
JM「？なんで？」
「いやだって、ジミンがいなきゃBTSじゃないじゃん。」
JM「でもヌナがいないとBTSじゃないよ？」
「.......それとこれとは違うじゃんか。」
JM「何が違うの。僕本気だよ。ヌナが辞めるなら僕も辞める。だってヌナがいないBTSは考えられないし、多分続けても面白くないもん。」
「.......そっか、ありがとう。」
ジミンは優しいな。そう言ってくれるだけで十分だ。
「でもね、私最近本当にダメなの。ダンス見て気づいたでしょ？あんなんじゃステージにも立てないよ。みんなに申し訳ないの。」
JM「そんなの、僕らがいるじゃん。」
「.......私は、自分の立ち位置が嫌いなの。紅一点っていう立ち位置が。やること全部みんなより舐められてるような気がして。私はみんなと同じ場所に立ちたいのに。」
JM「.......ヌナは、いつも僕らより前にいるじゃんか。」
悲しそうな顔で言うジミン。そしてゆっくり私の肩に手を伸ばすと、優しく抱きしめた。
JM「追いかけてるのは、いつも、追いつけるように頑張ってるのは、僕らなんだよ。」
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有彩色(プロフ) - ひづるさん» え、じゃあこれからもユンギさんどんどんキャラ崩壊させていきますね！！笑コメントありがとうございます！！！ (2019年12月13日 19時) (
レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
ひづる - ジミンちゃんが、泣いてるってわかった後のユンギがキャラ崩壊しててツボった笑 (2019年10月16日 18時) (レス) id: 5fe477aae7 (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - 名無し37124号さん» 想像出来ますよね笑甲高い声で叫んでそう笑 (2019年9月16日 20時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
名無し37124号(プロフ) - ジンニムほんまにゴキブリにごま油かけたら倒せると思ってそう笑笑 (2019年9月15日 21時) (レス) id: 3dc0e5d69b (このIDを非表示/違反報告)
有彩色(プロフ) - なーなーRMさん» 遅くなってすみません！！喜んでもらえて本当に良かったです！！！！ (2019年9月14日 23時) (レス) id: 57c9d142db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有彩色
| 作成日時：2019年8月29日 19時
