紅一点ですが優しくされる気配がありません 2

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〜おまけ〜






JM Side





僕がジョングクと買い物に出ているあいだに、宿舎では面白いことが起きていたらしい。



ユンギヒョンは疲れて真っ白になって、背景と調和している。


ホソクヒョンはその隣でどこか遠くの方をぼーっと見つめている。




JK「......テヒョンイヒョン何してるんですか。」



TH「俺も色々勉強しようと思って。」




テヒョンは何を血迷ったのか、アハーンなビデオを両手に抱えて部屋に消えていった。



いやマジで何があったの。←




NM「.....Aがやらかしたらしいぞ。」


JM「Aヌナが？」



JN「メンバーからの愛が感じられなかったから、脱退するとかなんとか言って、あいつらを抜け殻みたいにしたんだってww」





JK「あぁ.......。」(納得)





そりゃあヌナが脱退するとか言い出したら、多分全員気を失うんじゃないか。
そして、今までの自分の行いで悪かった部分を何日もかけてAヌナに償うんじゃないか。




そのくらいヌナはメンバーに愛されている。
あぁ見えて。




(.......じゃあヌナはどうなんだろう。)





いつもいつも朝から起きて1番に見るのは目覚まし時計でも天井でもなく、ヌナの顔だ。

冷静に考えれば怖いと思う。←



ヌナからの愛は気持ち悪いくらい感じられる。
けど、それは本物なのだろうか。



たまに、ほんのごく稀に、ジョングクとかテヒョンとかにベタベタしてるヌナを見ると、いつも僕のことが一番好きって言ってるくせに、って少しムッとする。





JK「ジミニヒョン何ニヤニヤしてるんですか。」


JM「えっ、ニヤニヤしてた？」


JK「うん。キモチワルイ。」



JM「.......ｸﾞｻｯ」






僕がヌナに逆ドッキリをしてやろうと思いついたのが顔に出たらしい。





ヌナは僕が脱退するって言い出したら、どうするんだろう。




僕のこと大好きなら、涙くらい流してくれないかなぁ。




JK「.......ジミニヒョン今、『黒〇くんの言いなりになんてならない』に出てくるドSのヤツと同じ顔してるよ。」


JM「えっ、そんな顔してた？」


JK「うん。キモチワルイ。」









.......そろそろ耐性がついてきたよジョングガ。





JM「ちょっとヌナのとこ行ってくる〜♬」






(ヌナどんな反応するかな。)




普段あんまり表情に上下がないヌナの色んな顔を想像して、さらに口角があがった。

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