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充実 ページ2
『…んんっ…。竹中く…やめ…んっ』
『やめらんないよ。いーじゃん。だって俺さ、Aのことが好きなんだもん…。キスくらい許して?』
『…(コクン』
『ありがとーね…。ずっと。ずっと離さないからね…。』
そういって竹中くんは私のことをぎゅうって強く抱きしめた。
こんな毎日。
彼氏がいるひと。彼女がいるひとをリア充とか言うけれど。
別に、相手がいるから必ずしもリアルが充実してるわけではない。
現に、私は。
充実しているかがわからない。
竹中に自分をのっとられているようにかんじてきてならない。
いつか、本当の自分が消えちゃいそうでこわい。ただただこわい。
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作者名:くおん。 | 作成日時:2014年9月29日 21時