空気 ページ16
烏野side
ガチャガチャしてるけどなんやかんやでうまくいってるのは七瀬のチーム
一方どんどん空気が悪くなるのは影山チーム
確かに速攻が決まってないわけじゃないし特別下手な訳じゃないけど影山の思い通りのトスに合わせて飛ぶタイプの二人じゃない
影山「北倉！」
北倉「はい！」
容赦なくリエーフのブロックが立ちはだかる
北倉「すいません！」
日向「大丈夫！つぎつぎ！」
日向は励まし係になりつつあるし影山のイライラもそろそろピークってとこに水を刺したのは七瀬だった
七瀬「セッター君、言いたかったら言ってもいんだよ」
影山「何がですか」
七瀬「もっと早く動け俺のトスに合わせろって」
北倉が肩をビクッとさせた。それは影山も同じだった
どこか自分の心を見透かされてるみたいに思えた
影山「でも！口に出したらまた俺のボールを誰も拾わ、、」
言葉を続けようとする影山に七瀬は被せて言った
七瀬「あのさ、中学の奴らみたいに君の暴言の一つや二つで逃げるような奴じゃない。それは10番君も北倉も同じ」
日向と北倉の方に目線を合わせた
七瀬「北倉！ボケッとすんなってセッター君が言ってるよ！」
北倉は影山の方を見てごめん！と頭を下げた。謝られて動揺する影山を横目に七瀬は続けた
七瀬「北ちゃん、使えない奴はチームにいらないっていつも言ってるよね、ちゃんと動くんだよ？」
七瀬はニコっと微笑んだがそれは悪魔の微笑みだった
北倉「は、い」
日向「お前の先輩ちょー怖ぇな」
七瀬が振り向くと黒尾とリエーフが笑っていた
黒尾「お前のチームが崩れないのが不思議だわ」
リエーフ「俺、絶対ついていけないです」
七瀬「別についてこなくていいですー」
どうやら七瀬の煽りが効いたらしく影山のチームも上手く回ってきた
その1番の要因は北倉
何処か吹っ切れたように今は影山にトスをあげて打たせるくらいの活躍を見せてる
日向「ナイス！影山！」
北倉「影山君、今のトス、ごめん！やっぱ打ちにくかっ、、、
影山「いや、大丈夫。今は俺が一番フリーだったし」
影山と北倉もコミニュケーションを取ってプレーをし始めた
七瀬「はぁ、調子良くなっちゃて困るね」
黒尾「お前が出させたんだろうが」
七瀬「だってあの1年セッターに自分のチームメイト使えないって思われたくないんで」
黒尾「負けず嫌いって厄介だね」
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ゆん(プロフ) - おもしろかったです🎵続きが気になります！更新頑張ってください！ (2022年6月4日 14時) (
レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
花 - 続きが気になります!頑張って下さい! (2021年5月1日 13時) (レス) id: 5a0f0dfb22 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - シバさん» コメントありがとうございます！これから更新頑張ります！ (2020年10月29日 20時) (レス) id: 778f791615 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます！これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2020年10月29日 20時) (レス) id: 778f791615 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく(プロフ) - のんさん» ありがとうございます！応援していただけてとても嬉しいです！ (2020年10月29日 20時) (レス) id: 778f791615 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごみるく | 作成日時：2020年3月30日 9時
