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「エーミール君凄い…！」
「物知りなんだな！」
「エーミール君放課後一緒に遊ぼ！」
入学してから1週間。
俺らもクラスに馴染んできた
いや、エーミールだけ馴染んでる。
物知りで成績優秀。
みんなに頼られて誘われて。
俺だって勉強は全部100点！
エーミールから教えてもらった虫も、物も全部覚えてる！
けど、皆見向きもしてくれない。
まぁ、エーミールは良い奴だから！納得はできるけど！
「ごめんね、今日はAと遊ぶ約束してるんよ」
「あー、いいじゃん！家が隣なんだしいつでも会えるでしょ？私たちと遊ぼうよ！」
「そーだぜエーミール！」
『…』
図書室から帰ってきた俺は、教室に入ることが出来ずただ入口でその光景を眺めてるだけ
「…あ、A！」
エーミールが俺に気づいてみんなの間を抜け、俺の元へと走ってきた
『エーミール…』
「…あ！この図鑑図書室にあったんや…！今日一緒に見いひん？」
『ええけど…皆とは遊ばへんの…？』
「今日はAが先に約束してたやん。」
なんて、どこまでも良い奴
後ろの皆と目が合った
全員俺を睨んでる
…ばぁぁぁあか！エーミールは俺と遊ぶんだよ！ばぁぁぁか！！！渡すか！！
…なんて、心の中で叫ぶ。
「エーミール！早く戻ってこいよ！なぁ、虫のこと教えてくれよ！」
と、1人の男の子がエーミールの腕を引っ張って教室内に戻っていく
「ぁ、ちょっと…」
『教えてあげてよ、うるさいやろうし。』
「はぁ！？うるさいってなんだよお前！」
『ほんまにうっさいねん！！勉強も出来ひんくせに！！』
俺らの学年は少し…というより、去年に比べてかなり荒れてたらしい。
お母さんが話してるのを聞いた。
小一とは思えないくらい言い争いをしたり、喧嘩したり。
まだマシな方やで！うん！
「A！落ち着いて、大丈夫やで、」
『…っ〜…くそっ、』
絶対俺は悪くない。
悪くない、そう思いながら図書室で借りた分厚い本を抱えて廊下にとび出た
行き先は保健室
保健室の先生は俺に優しくしてくれんねん。
『…失礼します』
「あ、彗青くん。どうしたの？」
『クラスの子と喧嘩してん、』
「…あぁ、上手く話せなかったんだね」
『…エーミールエーミールって、エーミールにばっか話しかけて。
俺が先に遊ぶ約束してたんに…。あいつら横入りしてきて、俺からエーミールを離そうとして！』
「…うん、」
そうしていつも話を聞いてくれる先生。
この人だけやで、こうやって話せるのは
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Leia(プロフ) - 何某さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 6時) (
レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - Leiaさん» 失礼しました…非公開にしてました、多分もう公開出来てると思います！ (2019年9月16日 2時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
Leia(プロフ) - 何時も楽しみにしてます！バグかどうか分からないのですが、25話が表示されていないです、長文失礼しました(_ _) (2019年9月16日 1時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 何某さん» なんというか……口撃が（♂♀さんかな（白目）） (2019年9月6日 6時) (レス) id: 4f271b4ed5 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅのーと - 初コメです! エミさん繋がりの新メンバーって設定の小説あまり見ないから嬉しい。。。 (2019年9月5日 19時) (レス) id: cd6cf87c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年9月3日 22時
