【 wrwrd! 】 教授の幼馴染です 【 男主 】

#/37. ページ39

『美味しかった？』

「ほんともう最高」

『それは良かった』

食べ終われば2人で外に出て家に帰る
あの金髪の男子高生は食べ終われば携帯でなにか調べて外に出た。
…まさか他のところ行くんちゃうやろな、という謎の心配があった

…まぁ気にしんとこ

「今日は送らなくて大丈夫」

『え、なんで？』

「おばあちゃん家だから。目の前の家だし」

『そうなんや、…じゃあばいばい？』

「うん、気をつけて。ありがとね」

そう言って華鏡と分かれた
アイスコーヒー美味しかったなぁ
なんて思いながら家に向かっていた

「あの」

『…ん？』

「金髪の赤と黒のユニフォームみたいなん来た人居ませんでしたか」

『え…いやみてへんけど…』

「…ちっ、どこ行ったんやくそ先輩…」

この子今舌打ちした。え、怖いなにこの子。
そのくそ先輩って人めっちゃ恨まれてない？大丈夫？

…紫のヘルメットに……

…この子バイク乗るんかな
まぁええか

そんな時大きな声がした

「いやー、ほんますまん！ちょっと色々あってん！」

「…遅いっすよ」

「…え、それ何？煙草？」

「チョコ」

『チョコ。可愛い』

「は？」

『すんません』

横入りした俺が悪かったです
でもその子いい子っぽかった、俺に頭を下げてタバコの形をしたチョコを俺に1本くれた

1本だけど嬉しかったよ、俺。

なんかちょっと仲良うなれた気がした

後ろから後輩と思われるさっきの子の怒鳴り声が聞こえるけどスルーや、さっさと帰ろ



…あ、このチョコ美味い。
甘いもん…1個2個くらいなら食えるかもしれへんな…



誰もいない家へ到着。
エーミールは帰ってないようだった
…ええか。

さっさと家に入ってさっさと風呂に。

…めっちゃ疲れた…

でも楽しかったしええか

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