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「A」
『話しかけんなや』
「ねぇ、話くらい」
『…触んな』
「…そんな冷たいこと言わないでさぁ」
『……もう関わらんといてくれへんか、他にもええ人見つかるやろ』
数日間冷たく当たっていれば、日に日に話しかけてくる回数は減っていった。
今では全く喋らない
それによって、そいつから変な噂を立てられる…ということも無く平和に過ごしていた。
「体育祭1週間前やん」
『せやなぁ』
「確かに」
「面倒いからってブッパすんなよ」
『せえへんわ、俺ばり楽しみにしてるんやで』
「ブッパならゾムの方がしそう…」
「俺はリレーのアンカーやからそんなんせえへんし」
昼、弁当も食べ終わり屋上でゴロゴロと暇を持て余していた
エーミールは先生からの信頼も高く、こういう屋上への出入りも何故か許可が出されている
不思議。ええな
『お前俺のライバルやったんか』
「は、嘘やん。Aもリレーのアンカー…？」
『せや、俺足速いんやで？なぁ！エーミール！』
「あー、中学の頃の体力測定も…うん、ダントツ」
『ほらぁ！』
「ほんまに！？…でも俺も足は自信あんねん、負けへんよ」
ふふん、と自慢げに笑うゾムを見れば元気も出てくる
エーミールが座って、壁に寄りかかり
俺とゾムはエーミールの前に横になる
丁度いいくらいに日陰になっていて、寝心地のいい温度
どんどん会話も無くなり、最初に俺が寝落ちた
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
「…今何時なん…」
『ぁ……？』
「何時…」
エーミールの声で目が覚めたような気がする
ゆっくりと体を起こし、自分の持っていた携帯に目をやる
『…4時やで』
「…はぁ…！？」
「完全に寝過ごしたんか…、授業も出れてへん…」
『…今日くらいは…ゆっくりのんびり…ええやん…？』
そう言うと、エーミールは笑いながら頷いてくれる
ゾムも「しょーがないなぁ！」なんて言いながら楽しそうに笑ってた
うん、今日くらい全然大丈夫。
…………
どうも。
今携帯メンテ中で更新が遅くなります
それだけです。何某
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Leia(プロフ) - 何某さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 6時) (
レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - Leiaさん» 失礼しました…非公開にしてました、多分もう公開出来てると思います！ (2019年9月16日 2時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
Leia(プロフ) - 何時も楽しみにしてます！バグかどうか分からないのですが、25話が表示されていないです、長文失礼しました(_ _) (2019年9月16日 1時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 何某さん» なんというか……口撃が（♂♀さんかな（白目）） (2019年9月6日 6時) (レス) id: 4f271b4ed5 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅのーと - 初コメです! エミさん繋がりの新メンバーって設定の小説あまり見ないから嬉しい。。。 (2019年9月5日 19時) (レス) id: cd6cf87c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年9月3日 22時
