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『エーミール！』
「ん？」
『いつもほんまにありがとうな』
それからかなり経ったある日。
朝早く、学校でみんなが居ない時。
いつも言えないことを伝えた
クラスの奴らが来たらエーミールと話すのが難しいし。
「…どういたしまして」
『…お前ほんま大人やなぁ…』
「同い年なんやけどなぁ」
なんて会話をしていれば、1人2人とクラスの人が増えていく
そのままエーミールはそいつらに絡まれる。
俺はまた1人。
『…暇やなぁ』
エーミールは他の奴と楽しそうに話してる。
んー、んー…ほんまにエーミールはええ奴やから断れへんねやろな
…俺も人気あってもいいと思うねんけどなぁ
顔はええ方やし！勉強はできるし！
こういう事言うから嫌われるんやな。よぉ分かるわ
…いやその前にもう卒業やで？
小学校卒業やで？
早ない？
この前まで小1で楽しく昆虫採集してたんやで
…6年間って早いなぁ
卒業式は多分お母さんしか見に来ぉへん
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿
『エーミール、中学でもよろしく』
「当たり前やん、…仲良ぉしてな」
『んふふ、勉強もバッチシ教えたる！』
卒業式も終わり、俺は二人で帰っていた。
写真も撮り。
俺の服装は紫の袴。
お母さんは、俺が暴力されてる時は見て見ぬふり…だけど、こういうイベント事は好きらしい。
奮発していいものを着せてもらう
エーミールはベスト。
似合ってんねん、かっこええよエーミール。
「じゃあ休みの日も遊ぼうな」
『うん、家に行くから待っててな！』
「わかった、ばいばい」
夕方、エーミールと別れ、家に帰る。
『ただいまー！』
と、元気よく声を出して。
先に帰っていたお母さんが出迎えてくれた
男はまだ家にいる
卒業式にも来ない
『やっと卒業やで…！次中学生や！』
「うんうん、おめでとう。今日は好きな物作ったから一緒に食べようね」
いつもあいつから暴力されてたせいか、俺の扱いがまだ小さい子のような。
「…」
『…なんやねん』
「金ねぇのにそんな贅沢して馬鹿かよ」
『お前が働かへんからやろ』
「なんでお前の為に働かなきゃいけねぇんだよ。
俺の子供じゃねぇのに」
『…』
「今日はおめでたい日だからやめて」
「…ちっ」
今日はお母さんも止めてくれる
…久しぶりやなぁ
いつぶりやろか
こうやって守られんのは
『…嬉しいわ』
袴を脱ぎ、ハンガーにかける。
…今日は俺の大好きな唐揚げや
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Leia(プロフ) - 何某さん» ありがとうございます！ (2019年9月16日 6時) (
レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - Leiaさん» 失礼しました…非公開にしてました、多分もう公開出来てると思います！ (2019年9月16日 2時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
Leia(プロフ) - 何時も楽しみにしてます！バグかどうか分からないのですが、25話が表示されていないです、長文失礼しました(_ _) (2019年9月16日 1時) (レス) id: fe9e2dc0df (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 何某さん» なんというか……口撃が（♂♀さんかな（白目）） (2019年9月6日 6時) (レス) id: 4f271b4ed5 (このIDを非表示/違反報告)
あしゅのーと - 初コメです! エミさん繋がりの新メンバーって設定の小説あまり見ないから嬉しい。。。 (2019年9月5日 19時) (レス) id: cd6cf87c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年9月3日 22時
