【 wrwrd! 】俺の兄貴は実況者【男主】 (ページ16)

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初対面ページ16

時間が流れるのは早い。
ものすごく早い
仕事を計5回ほどしただろう。つまり5日経ってしまった

ばり早いやん…

今、グルさんに連れられて、グルさんの家に向かっている
あかん、怖い。
そう考えているうちに着いてしまった

「入ってええよ、みんな来てると思うしな」

『めっちゃ…転校生の気分なんやけど…』

「大丈夫やで、俺も隣におるし」

『…ならええですけど…』

玄関で、靴を脱ぎ俺は少し戸惑う
このまま入ってもええんか？
リビングの方から声が聞こえる
1人声のでかいやつがおんな…。なんか、聞き覚えのある声

＿＿＿＿＿＿。

いやいや、ありえへん

「おーい皆、来たゾ」

「お！グルッペン！遅いでほんま！」

「なぁなぁはよ見してや、俺待ちきれへんわ」

なんて声が聞こえてくる。うわぁ、ドキドキするなぁ

「入ってきてええぞ〜」

『…あぁ、はい』

緊張のしすぎでテンションが上がらない

「声シッマに似てへん？」

「…いや…」

「あ、A」

「あぁ、あの店の」

「Aやん…！」

「あ、噂の」

「あー！店で俺の事ガン見してたやつ！」

次々に言葉が出てくる
あかん、話す暇もない
どないしよ。

そんな時、グルさんが手を叩いて皆を静かにさせた
総統様凄いです

「自己紹介してええよ」

『あぁ…
どうも、Aです。えーと…なんか、勢いでこんな事になって。

えぇー…、よろしくお願いします』

そう言って頭を下げるとロボロさんが俺の方に飛びついてきた

「そんな硬っ苦しいのはあかんで！」

「ほんまやで！リラックスしていこうやぁ！」

ロボロさんがそう言ったあと、ゾムさんが続けた
確かにこんな人達の前や、リラックスした方がええと思う

「えーと、じゃあ俺らも自己紹介か
俺はグルッペン・フューラー」

「俺がトントンやで〜」

「僕です〜」

「ほんで僕です〜」

「なんやねん僕です〜って！
こっちが大先生、そしてゾム、ほんで俺がロボロ！」

「ショッピやで〜」

「シャオロンもおるで〜」

「…」

「…シッマ？」

皆、名前を言ってくれる中、金髪の人だけ黙って俺を眺めていた

「…あ、こいつコネシマな、シッマとか呼んだって。
いつも元気なんやけどなぁ…」

大先生がそう呟く

…なんかあんのかな