#3. ページ3
「は?こいつ来るとか聞いてねぇんだけど」
『俺も聞いてへんし』
「も少し仲良くしよーぜ??なぁレトルト〜」
「仲を深めるために実写上げてるようなもんだからね」
今日はガッチさんは居らへん。用事があるんやと
そこで俺が招集されたわけか。
ソファに座ってゲームをしていたキヨは俺を見るなり、不機嫌そうに文句を言った。
俺だってこいつが居るって知ってたら来おへんかった。
なんで腹立つところに自ら行かなあかんねん。
いつの間にかうっしーはカメラのセットを終えて、俺ら3人を呼んだ。
少しみんなの様子がおかしい。
ソワソワして変にニヤついている。
そんな中、撮影が始まった。
「こんにちは、レトルトでーす」
「牛沢ー」
「キヨ!」
『しじり〜』
「まぁ今日ね、雑談していこうかなーって」
『雑談はラジオでええやん』
「ド正論だ」
楽しそうに笑ううっしーとキヨ
…ふと、手元を見た。
何か動かしてる。
『…うっしーなんかしとる?手元』
「へ?なんの事っ…すかね〜…」
「はっや」
「うっしーなんでバレてんの!」
3人は楽しそうに笑うが、俺は状況が理解できない。
うっしーはルービックキューブをテーブルに置いて、また話しに戻る
他の2人もなにかしてるんか、と話しながら探る
何やろな…とレトさんの顔を見ると、なんか違和感。
じっと眺めてようやく気づいた
『カラコンしてるやろ!!!』
「バレたあー!!」
「バレたかー!」
「しじり観察力あんなぁ」
ははは、と楽しそうに笑うレトさん
キヨも撮影の時は笑顔で、俺に対しての文句もない
ずっとこれが続けばいいのにな。そしたらイライラもせえへんし。
『…あとはおま…キヨか…』
「お前って言おうとしたよなお前」
『お前が言うなら俺もええか。』
「は?」
「カットだぞここ」
「編集の俺忘れるなー!カットだぞー!」
また少し喧嘩が始まる。
うっしーからキヨと離すように場所を変えられた。
大きなため息をつくあいつに異様に腹が立つ
ため息つきたいのはこっちの方。
そしてまた話は戻った。
『……お前は絵描いてるやろ。なんでうっしーと少し似てんねん』
「うーわバレた、早いって〜」
「それだけ皆のこと見てるって事じゃん?」
「ガッチさん居たらどうなってたんだろ」
『…てかなんで皆そんな事してたん…?なんかのドッキリ的な…?』
「まぁ、そういう感じかな」
「前ガッチさんにしたやつと同じやつをしじりくんにもね」
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るるるs - この小説読んでると楽しい!更新待ってます! (2021年7月2日 14時) (レス) id: 7f6b75982b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:何某 x他1人 | 作成日時:2021年6月23日 2時