【 wrwrd 】猫被りな後輩くん【男主】

│ kn side ページ41

『…ぅあｯ、』

「ふっふーん」

『あ、ちょっ、あっ…はははっ！あかん！チーノさんそれあかん！』

「どうや？さっきの仕返しや」

『あっ、ははっ…あかん、お腹苦しいっ、あーっはははっ！』

少しこの状態でいると、チーノがAに対してのくすぐりの刑が執行された
身動き取れへんからきついやろうなぁ

「…なんかあかんやつ見てるみたいやで」

「ええなぁ！俺も見たい！」

なんて、上のゾムは言ってくる。
…いや、ほんまに

体捩らせてさ、逃げるために腰も少し動かしてんねんで？
ほんで俺の胸に顔埋めて笑っててさぁ、服握って。

いやぁ、風俗でもこんなんしてくれへんで

「…」

俺もくすぐってみることにした
そしたら、笑いすぎて涙目になって、その状態で俺と目が合った

『あかんっ、コネさんやめてやぁっ…ぁっはは、ほんまにあかんてっ、っ〜ははっ！』

くすぐってる俺の手を握って首を左右に振る

んん、ええ眺めや

「ほら、もうA死ぬで。上から順に降りてけぇ」

「しゃあないなぁ」

「もっと遊ぼうや」

「いやぁ面白かったんですけどね」

『あー…ほんまに死ぬかと思った…まだ震えてるわ…』

「…」

ほんの出来心で脇腹を指でつついてみた

すると、海老みたいにびくっと体を反応させ、俺から距離をとる

『俺今警戒心MAX』

「ほんまに悪かった！今のはほんの出来心で！」

『こいつら危険や』

「危険やないで？何言ってんねん」

「ほんまやで、さっきまで楽しく遊んでたやないか」

「それな」

『俺を圧死させようと試み、その上くすぐっては笑い殺そうとし』

「それは…目の前にAがいたから」

『なんやねんその単純な理由…』

テーブルの下に潜っては出てこないA
あかん、めっちゃおもろいわ

別に恋愛感情とかはないで。いやこれはガチやで

まぁ、新しい遊び道具が出来てラッキーってくらいにしか思ってへんから大丈夫や

次何したろうかな

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