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「Aー！今日一緒に図書室行こうやぁ」
『え…あ、おぉ、行こか』
「外で遊べへんのやろ、でも俺ら一緒に遊びたいからさぁ…」
翌日、昼休み。1人のムードメーカーに話しかけられた
それが嬉しくて。
2人で図書室へと向かった
図書室は大好き。
本の匂いも好きやし、新しい本が入ってきてる時もある。
まぁ色んな小説読んでんねんけど、やっぱ怪談話が1番好きやな
嘘でも本当でもおもろいやん
ちっちゃい頃は口裂け女の話しを信じたりして夜が怖かったもん。
「なんの本読むん？」
『んー…怪談話は読んだしなぁ…』
そう。怪談話は好きやけど全部読んでん。
俺は返却して元の場所に本を戻した
そして図書室内をうろうろしていると、足元の棚に気になるものがあった
『…お菓子…作り…』
「お菓子作りぃ？」
『…ええやんこれ、俺この本借りるわ』
その本に興味が湧いた
俺は小学生、中学生の頃は運動神経抜群やった
けど、家庭科の調理実習は嫌いやった。不器用すぎて頼られへんかったから
料理する事嫌いやけど…お菓子作りは楽しそう
「お、借りるんやったら今度俺にお菓子作ってくれへん？」
『これからも仲良うしてくれるんやったらな』
「仲良うする！！校内探検とかにも誘うで！」
そう約束して俺はその本を借りた
お菓子作りか…
盧笙先生…甘いの好きかな。
あ、そういや知り合いが禁煙しとるとか言ってたし…その人にも…
…いや、お節介すぎるか
でもまぁ！盧笙先生にはあげたいな！飴ちゃんくれた恩を返す！
＿＿＿＿＿
＿＿＿
「…なんか今日機嫌ええなぁ」
『せやろ！俺ちょっと趣味見つけてん！』
「へぇ、それはええ事やな」
『うんうん、ええ事や。せやから楽しみにしといてな先生！』
ニッと笑い俺は鞄を持ち教室を出た
俺は先生と話したいが為に1番最後まで残ってる
下校時間ギリギリになるまでずっと
その時間に合わせて母さんも迎えに来てくれる
「今日はどうやった？」
『めっちゃ楽しかったで、…ほんでな、俺やりたいことあんねん』
「やりたいこと？」
『お菓子作りがしたくてな…！！』
俺がそう言うと、母さんは優しく微笑んで
「ええよ」
なんて言ってくれた。
母さんはお菓子作りが趣味
バースデーケーキとかも手作りやから嬉しかったんやろ
機材とかは殆ど持ってる。
作る物を決めたら材料買いに行こうか
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かーねー しょん - 初めて占ツクで泣きました。もう本当に何かありがとうございます… (2021年5月2日 19時) (
レス) id: 8ffd0aa4cc (このIDを非表示/違反報告)
かふかすかる(プロフ) - 夜中に声上げて泣きました (2020年12月29日 1時) (レス) id: 2497b8742f (このIDを非表示/違反報告)
おすし丸 - 号泣しました…蘆笙先生の可愛さもあって 夜に見たから涙腺崩壊の範囲超えました… (2019年12月13日 0時) (レス) id: ab18d95dd8 (このIDを非表示/違反報告)
もやし。(プロフ) - めっちゃ泣きながら読みました…ほんま最高の作品です、ありがとうございます！！ (2019年11月15日 10時) (レス) id: bffdffa798 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬@YouTuber(プロフ) - 号泣しました… (2019年11月13日 23時) (レス) id: e0ebe76c41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：何某
| 作成日時：2019年11月3日 0時
