検索窓
今日:1 hit、昨日:31 hit、合計:228,420 hit

#/11. zm side ページ11

今日はAを嫌う担任への悪戯実行の日。
シッマ、大先生、トントン、エミさん、ロボロは旧校舎入口の見張り。
あまり人は来ぉへんけど念の為。

そしてAは黒板消しを落として怒られながら旧校舎まで走っていく

来たところで俺が蹴飛ばして、階段まで行き担任を落とす
下に小麦粉があるから死にはしない。

準備は5人に手伝ってもらった。
そろそろ1時間目が始まる
…担任も教室に来る頃…やな

上手くやってくれよ。A

少しして旧校舎の壁際に隠れて待っていると、走ってくる足音が聞こえ、担任の怒鳴り声が響いた

『やばいやばいやばいあかん捕まるやばい』

「待ておい!!!!」

Aはブツブツと呟き、全力疾走
俺の隣を2人が通過し、その後を俺が追いかける

「よっ!!」

「いたっ…ゾムお前…」

「はよこっち来い!!」

「っ〜!!」

カッとなったのか、先生は歯を食いしばり、俺を追いかけてきた
結構俺らの想像通りに動いてくれるんやな

階段まで来た
そこで壁際により降りる振りをした
案の定先生は真ん中を思いっきり走ってコケて、そのまま小麦粉にダイブ

「ンフフフwwwwww」

すぐに起き上がり、戦意喪失したのか座ったままぼーっと一点を見つめていた

俺はその隙にAを連れて旧校舎の入口に向かった

『大丈夫やったん?ゾムの笑い声響いてたけど』

「もうバッチリやで、あいつ単純やからなぁ」

そう話していると、5人が座って見張りしているのが見えた

「あ、ゾム!どうやった!?」

「めっちゃ楽しそうに笑ってたやん」

「Aなんか取り憑かれたように呟いてたからなぁ」

「ほんまに実行したんやね…尊敬するわ…」

「教師にそんなんできるんはお前らだけやでほんまに」

「んふふ、せやろ!いやぁAがちゃんと誘き寄せてくれたおかげで大成功やで!!」

『あいつ意外と速いもん。殺されるんちゃうかって思った』

そんな会話を交わしながら俺らは自分たちの教室がある校舎に戻っていった
まぁ、案の定すぐに職員室に呼び出しをくらった俺とA

「行かなあかんよなぁ」

『…せやな、行こっか』

5人と別れ、俺ら2人は職員室へと向かった

#/12.→←#/10.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (260 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
679人がお気に入り
設定タグ:我々だ , wrwrd , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

うんちっち - おえおえあああああああヴぁああああああいいいヴぇええええええ゚(゚´Д`゚)゚涙がああああ (2019年10月15日 22時) (レス) id: 60f12b0c07 (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - 餡バラードさん» ほんとにそれな (2019年10月14日 23時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
餡バラード(プロフ) - クラスの男子は怒られて、どうぞ (2019年10月14日 23時) (レス) id: b00f335520 (このIDを非表示/違反報告)
何某(プロフ) - ここの人達優しすぎて泣きそうです…、台風に気をつけてください…!! (2019年10月13日 13時) (レス) id: 68c9bd79b0 (このIDを非表示/違反報告)
すい - 夜中の2時に読んで泣いてました() 僕もこんな友達が欲しかった!w (2019年10月13日 1時) (レス) id: 9e64178d6a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:何某 | 作成日時:2019年10月1日 5時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。