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「写真で見たとおりの美人さんですね〜」
「ありがとうございます」
「まふ…Aさん口説くのやめて」
「口説いてませんよいつからそらるさんAさんのセコムになったんですか！」
注文を受けてフライドポテトを届けに行ったら、見たことの無い高得点を叩き出して私の容姿を褒めてくれたまふまふさん。
何故かそれぞれコップに入れられたオレンジジュースとメロンソーダをひとつのコップに注ぎながらまふまふさんを睨むそらるさん。
……なんなんだ、この濃すぎる空間。
いずれもだいぶイケメンなのに。
「フライドポテトどうぞ」
「ありがとう。次は都こんぶよろしく」
「都こんぶは当店には置いておりませんです」
「あひゃひゃひゃ！！そらるさん渋い〜〜
てか次ですよ何してんですか！ボクのメロンソーダこんなんにして〜！！」
元々純粋なメロンソーダが入っていた空のコップと、6対4くらいの割合でメロンソーダとオレンジジュースが混ざった液体を持ち上げて叫ぶまふまふさん。
一口飲んで何これ微妙？！とまた叫ぶ。
……え？この2人こんなノリなの？いつもはそらるさんこんな感じなの？？？酔っ払いみたいになってるじゃん？？？？
そらるさんってもっとクールで…大人の色気振り撒いてるような人じゃなかったっけ？？
……いや、でも…
「まふまふ、俺もひとくち飲みたいそれ」
「メロンジソーダですか？どうぞ」
「何その命名オレンジほぼ消えてるじゃん………まずい、失格」
「作ったのそらるさんなんですけど」
…こんなそらるさんも、可愛いと思った。
「Aさんも飲みます？」
「いらないです失礼します」
「振られたあ〜〜〜！！！！」
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作者名：- | 作成日時：2018年4月27日 22時
