紫陽花:izw ページ10
久しぶりにAにメールを送った
izw「俺の家にAの傘があるんだけどさ、取りに来る?」
俺はまだAのことが好きだった
あわよくば!と期待をして送ったメール
しかし、彼女からの返信は
『捨てて』
だった
儚い期待が泡のように消えていった
仕方ないので、傘を捨てに行った
ゴミと化した彼女の傘を捨てるとふとあるものに目がいった
道の脇に沢山生えている紫陽花だった
青や赤紫の紫陽花はとっても綺麗だった
しかし、"あること"を思い出した俺には酷く悲しい花に見えた
それと同時に、紫陽花とAが重なった
あぁ〜、紫陽花とAはそっくりだな
そう思い、1人寂しく家に帰る
その後ろ姿を、傘と紫陽花がそっと眺めていた
紫陽花:冷淡
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−伊沢さんの俳句、話を聞けば聞くほど書きたくなった
切ないんだよね〜(っ ̯ -。)
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零華(プロフ) - 間違えていました。名前の表記を直しました。ご指摘ありがとうございます! (2019年6月3日 16時) (レス) id: 5e005dfc10 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - いざわさんなので、iswではなくizwではないでしょうか (2019年6月3日 15時) (レス) id: 882a1c22c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零華 | 作成日時:2019年6月3日 11時