第六十四話*ねこふとん* ページ16
「……風邪、ですね」
ベットに横になる私を見て、ハァとため息をつくイオさん。
私も思わずため息をつく。
昼ご飯にしようと思い、ニャスパー達を呼びに行ったらいないものだから探しに行こうとしたところ倒れてしまったらしく、それを見つけたジュカインが運んでくれたそうだ。
情け無いなぁ……最近は少し仕事が忙しかったけど……まさか風邪をひくなんて。
とりあえず風邪が治るまで仕事はお休みか……まあ、イオさんもいるし何とかなるだろうと思っていたら、
「でも私、もう少ししたら親戚の集まりがあって出掛けるんですよね(嘘)……どうしても行かなきゃいけないんですよ�・」
実に困った事になった。
イオさんには集まりを優先してもらうとして……問題は私だった。思ったより風邪が辛くて、家の事をするのも辛い。
「イオさん、私の事は気にせず、行ってきてください……」
「すいません……あ、クシナダ様」
「？どうしました？」
「私のいない間、恋人さんに来てもらったらどうですか？」
そう言うと、イオさんは上機嫌で出掛けて行った。
私は顔が熱いのは風邪のせいだ、決してイオさんの発言のせいなんかじゃない。
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────
──
─
その頃のニャスパー達。
『ぎーらさま、ぼくたちがおうちに、あんないします！』
そう言ってギーラの腕の中でパタパタしていた。
ニャスパーを抱いているギーラは、案内とは言えない案内に苦笑していた。
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リアルで風邪引きました←
てか現在進行形でひいてます。
遅くなってゴメンナサイ＿|￣|○
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作者名：シュラン＆*ねこふとん* x他2人 | 作者ホームページ：
作成日時：2016年1月12日 18時
