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2日目。
お昼はみんなでカレー作りをし、その後私は花火大会に向け準備をする。
私の他にも花火大会に行く人達がフロントで浴衣を選んでいる。
私が選んだのは白ベースにピンクと黒色のお花が描かれているデザイン。
大人っぽくて可愛いなぁ。
浴衣なんて中学生ぶりだしドキドキする。
プロの方に着付けてもらい、自分の部屋に戻ろうとすると
深「あれ、ちょーかあいい子いると思ったらAじゃん」
ふっかと翔太とばったり。
「2人ともやっほ〜」
翔「何で浴衣？」
「この後お祭りがあるんだって」
深「へぇ〜誰と行くの？」
「蓮」
翔「え！2人？」
「そうだけど、、」
深「翔太凄い顔わら」
翔「別に行きたいとか思ってねーし！」
「思ってるんだ笑」
翔「てかお前その髪で行くの？」
翔太に言われて気づいた。
髪の毛整えてない、、。
「やばい、やるの忘れてた、、」
翔「仕方ないな、俺がやってやるよ」
「え、翔太できるの？」
翔「任せろ」
翔太に引っ張られて翔太の部屋の鏡の前へ。
器用に私の髪の毛をセットしていく。
「すごい、、！」
翔「まぁな」
翔太が綺麗に髪の毛をアップにしてくれたおかげでこれなら蓮の隣も歩けそう。
「自分じゃないみたい」
翔「まぁ、あれだ、そのー、いつもより可愛い」
「ありがとう笑」
翔「何ニヤニヤしてんだよ！」
「だって翔太が顔赤くなってるんだもん笑」
翔「てか、これ目黒にも見せるんだよな」
「そりゃ2人でお祭り行くんだもん」
翔「なんかずりぃ」
「翔太もお祭り行けばいいじゃん！ふっかとか暇そう」
翔「そうじゃねぇよ」
「え、何」
翔「こんな可愛いお前と祭り行ける目黒がずりぃってことだよ、」
「へ、」
翔「おい、なんか言えよ！恥ずかしいじゃん、、」
「いや、ちょっと私パニック中。」
翔「あ〜もう、髪の毛やってやったし、これぐらいはお礼にいいよな」
そう言うと
「ちょ、翔太？」
翔太に後ろからぎゅうと包み込まれた。
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作者名：月乃 | 作成日時：2022年8月9日 23時
