プリムラ・ジュリアン-1-

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「大介、今日何食べたい？」

佐「ん〜あ！ピーマン！」

隣でカートを押す大介がキラキラした目でそう答える。

昔から本当ピーマン好きだね笑

「おっけ〜じゃあピーマンの肉詰めでいい？」

佐「いぇ〜い！！楽しみ〜」

「あ、ちょっと甘いものでも買おうよ」

佐「甘いもの〜？いいよ〜？」

ケーキ買おうとしてることバレてる？心なしか大介がニヤニヤしてるような、、

「やっぱ甘いものいらない〜さあレジ向かおう！」

佐「え、ちょ！え、買わないの？！」

隣で大きな声を出してレジとは反対方向のスイーツコーナーに向かう大介(５歳)

佐「え、マジで買わないの、、？」

ちょっとうるうるしてる所が可愛くて意地悪してしまう。

「え〜」

佐「俺あとちょっとで誕生日なのに！日付変わったら一緒に食べようと思ったのに！」

え、日付変わったら一緒に、？
てことは一緒にいれるの、、？

佐「でもAが食べたくないなら仕方ないよね、佐久間さん1人で寂しくケーキ食べるわ〜」

「か、」

佐「か？」

「買いましょう」

佐「わ〜い！！」

「負けた、、」

佐「ん〜なんか言った〜？」

「なんにもないです！」

佐「へへ佐久間さんは一緒にケーキ食べれて嬉しいけどなぁ〜」

もう佐久間大介には完敗です。

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