私は彼氏を煽りたい【鬼滅の刃】

煽りたい．4 ページ4

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『ワタシ、ハズカシスギテ、シヌ』

｢うんうん、そっか。その辺で野垂れ死んでそうだね｣

『思ったより辛辣でAちゃんのガラスのハートは傷ついた』




あの後、霞柱こと時透無一郎の霞柱邸に(勝手に)お邪魔して無一郎くんに話を聞いて貰っています


だけどまたもや相談する相手を間違えた

冨岡さんは天然すぎてこっちが罪悪感を抱え、無一郎くんは辛辣すぎて逆にメンタルやられる(白目)




｢なんなの？惚気？さっさと帰ってくれない？｣

『惚気じゃないし帰らないし』

｢迷惑なんだけど。勝手に来て勝手に話し出して死ぬとか言って。え？何？やっぱ惚気だよね？｣

『なんで最後ちょっとこじつけてんの』



正論すぎて何も言えない

帰らないとかとんだ迷惑だよな、すまんすまん


だけど無一郎くんはもうちょっと年上を敬うという事をした方がいいと思うよ



｢僕の方が階級上だし｣

『正論すぎて何も言えない(2回目)』



なんだろう、何かに負けた

年下に負けるって屈辱だな




｢そんなに善逸とシたいの？｣

『急に話振るのやめてくれないかな』

｢(圧)｣

『シたいですシたいです(白目)』




なんだろう…凄く心が痛い

私達は一体何の話をしているのだろうか(疑問)




｢じゃあ善逸じゃなくて僕にしたら？｣

『じゃあの使い方を学んだらどうかな』



冗談のつもりで言ったつもりが、どんどん追い詰められる事態に

急に身の危険を感じたよ(白目)



『無一郎くん大人をからかうのはやめようね』

｢Aまだ大人じゃないし｣

『それとこれは訳が違う(苦しい言い訳)』




やっぱり何かに負けてる気がする

語彙力？説得力？？？…兎に角敗北感を感じるよ




｢ねぇ、遊びじゃないんだよ。現に今、腕振り解けないでしょ｣

『えぇ…うん、まぁ確かに？』



これは力の差というより階級の差だと思うな(白目)

柱の手なんて振り解けないでしょ




｢今、このままキスしてもいいんだよ？｣




無一郎くんの顔が目の前まで迫ってる

鼻がくっつきそうな…というより息がかかってないかが凄く心配(ムードぶち壊し)





｢…何も言わないなら食べちゃうよ？｣





うーわ、イケメンが言うと様になるのがなんかムカつく

…てか、え…どういう意味だこれ






考えてる間に、唇に柔らかいものが触れた

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