Jr.で妄想 6th (ページ24)

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辰大亮〔まじか…〕

大〔まぁ、そのうち分かるよ！笑〕

亮〔いっその事分からないままでいい…〕

辰〔あいつ、意外とすぐに手出さないんだな〕

亮〔どのくらい如恵留と付き合ってたんだっけ？〕

「んー、1年ぐらい？」

辰〔俺絶対ムリ！今ですら結構しんどいのに！〕

亮〔おい！笑(ﾊﾞｼｯ〕

大〔まぁ、体調には気を付けてね！笑〕

「うん！ありがと」

ふたりが出ていき今度こそAを降ろそう

とする。けど、またよじ登ってくる笑

俺は仕方なくそのまま布団のそばに座り、

Aを布団に座らせる。

それでもまだ離そうとしない。

辰〔A？そろそろはなして？〕

「んー、もうちょっと…」

辰〔仕方ないなぁ、もう少しだけだよ？〕

「うん」

そう答えてたけど、しんどくなったのか俺を

抱き締めながら横になる。

心配になり、Aの方を向くとあまり

顔色のよくないAの顔。

辰〔どうした？しんどい？〕

「うん。すっごい気持ち悪い…(ｷﾞｭｯ」

辰〔よしよし(ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ〕

少ししてから翔太が入ってきた。

その時にはAは既に寝ていた。

翔〔あのさ、ちょっといい？〕

辰〔ん？なに？〕

翔〔……俺さ、Aのハジメテ奪っちゃったかもしんねぇ〕

辰〔………は？〕

翔〔いや、てっきり如恵留とはもうしたのかと思ってて、痴漢にあった夜俺が泊まったじゃん？その時に上書きした〕

辰〔…ハジメテだとかなんとか言ってなかったの？〕

翔〔言ってはなかったけど、恥ずかしそうにはしてたし、慣れてない感じはしてた。〕

辰〔ていうか、なんで俺に言いに来た？〕

翔〔いや、だってAの事好きなんだろ？〕

辰〔……あぁ〕

翔〔だったら将来の彼氏さんに言っておいたほうが良いかなって〕

辰〔…翔太も好きなんじゃねーの？〕

翔〔好きだよ。好きだけど、Aはきっとふっかを選ぶ〕

辰〔そんなの分かんねーだろ〕

翔〔分かるよ。Aの態度みてれば。好きなやつの好きな人ぐらい、分かるよ〕

辰〔………〕

翔〔Aに何かあったらいつでも奪うから〕

辰〔そんな事しねぇから〕

翔〔知ってる。じゃあ夜出来るぐらいにまた呼びに来るから〕

辰〔おう〕

そう言って部屋を出ていった翔太。

Aを抱き締めているとだんだん眠く

なってきてそのまま眠りについた。