親友と名探偵コナンの世界でヤンチャします３ (ページ40)

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せ、窃盗？…!? ページ40

視点なし

光彦｢今日はありがとうございました｣
元太｢ありがとな！｣
歩美｢ありがとうございましたー｣

アキ｢楽しんでくれた様で良かったよ｣

時刻は既に5時を過ぎ、子供は家に帰る時間だ

A｢私達はこの後、用があるから送れないけど、気を付けて帰るんだよ。｣

コナン達『はぁーい』

歩美｢Aさん達の家、とっても楽しかったねー｣
光彦｢そうですね……ゲームも上手でしたし…｣
元太｢ケーキも美味かったぞ！｣

元太達が楽しそうに、話している姿を見ているのは

後ろを歩く沖矢昴と江戸川コナン。

コナン｢確かに、一般人とは言えないけど……特に怪しい物は無かった｣
沖矢｢そっちもか……気になる物はいくつもあったが、探らせてはくれなかった｣

前の3人には聞こえない声で2人は話す

コナン｢一応、盗聴器は仕掛けたけど………｣
沖矢｢恐らく、壊されるな｣

コナンは盗聴器に耳を当てるが、音は一切聞こえない

コナン｢…………ところで、昴さん…｣
沖矢｢何だい？コナン君｣

コナン｢………何見てるの？｣

コナンは改めて沖矢の方を見た

沖矢は片手にバインダーを持ちピラピラと捲っていた

沖矢｢これかい？ちょっと、お土産に｣
コナン｢……まさか、黙って持ってきたとか言わないよね？｣

沖矢｢……｣

コナン｢黙って取ってきたの!?｣

思わず、大声を出してしまったコナン。

歩美｢コナン君？どうかしたの｣
コナン｢い、いや何でもないよ｣

コナンは慌てて、訂正した

コナン(…窃盗……仮にもFBIが………)

コナンは軽く頭の中で混乱していた

沖矢｢コナン君のソレもそうじゃないのかい？｣

コナンが手に大事そうに持っていたのは、シャーロック・ホームズの絶版本。

コナン｢これは！Aさんが貸してくれたの!!僕が興味深く見てたから！｣

そう、コナンの持っている本は帰り際にAが貸したのだ。

沖矢｢ほぅ……私にも、後で見せてくれるんだろうね？｣
コナン｢………そっちも僕に見せてよね｣

お易い御用さと沖矢がフッと笑うのをコナンはジト目で見ていた