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悪魔 ページ26

_______回想


俺はジンに撃たれた


弾は貫通したから、即死じゃない


後ろでミントが江戸川コナンを庇う声が聞こえた

が、ミントの言葉を無視し江戸川コナンは奴らを引きつける為に上へ上がって行った


A【まぁ、君ならそうすると思っていた】

ミントが江戸川コナンの向かった方向を見てボソッと言った


そのまま、ミントは悠長にコツコツと俺の方に近づいて来た


アイリッシュ【はぁ…はぁ……何だ…トドメでも刺してくれるのか】
A【何故、俺がお前にそんな事をする…】

ミントが俺の顔を覗き込む

A【生きたいか?】
アイリッシュ【あぁ?】

訳の分からない言葉はまだ続いた

A【俺の…俺達の指示に従うなら助けてやる。あと、衣食住は保証してやる】

正直、意味が分からない


ミントには俺を助ける義理を無ければ、大して接したことも無い

強いて、言うならアイツの立てた作戦を実行した事が何回かあるくらいだ


それに、ミントともなれば声をかければ10でも100でも集まる人望の持ち主。

わざわざ、俺を誘う意味は無い


A【早く決めろ。もうそろそろ時間だ】
アイリッシュ【…ハッ………悪魔の契約ってか?!】

もしかしたら、悪魔の方が幾分か、可愛く見えるかもしれない


アイリッシュ【いいぜ……お前に一生の忠誠と俺の全てをくれてやる】

だが、俺には断る気にはならなかった


ミントは俺の答えに満足したのか頷いた


A【安心しろ。後で俺の仲間が来る、眠ってろ】

仲間って……外は警察の群れ……どうやって


そう思ったが、俺は襲いかかる睡魔に勝てなかった


最後に見たのはアイツが……ミントが窓から下に飛び降りる姿だった

まぁ、アイツなら死にはしないだろ


_________回想終了


A「正直、お前の事は扱いやすい脳筋と思ってたよ」
アイリッシュ「おい……」

A「使いやすい駒は大歓迎だ」
アイリッシュ「おい、こら……」

どう言う意味だ……この野郎…


アイリッシュ「はぁ……で、ミントさっきから気になってたが……スコッチで良いんだよな」

俺はスコッチ似の奴を指さした


A「当然だ」
ヒロ「元公安警察ゼロ所属。諸伏景光。
元コードネーム、スコッチ。
現無職、ニート。緋色光だ。」

アイリッシュ「おい、情報詰め込みすぎだろ」


ヒロ「ようこそ……こちら(ツッコミ)側へ」


取り敢えず、そのムカつく顔を殴りたい

待て待て……→←死ぬはずだった男



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寝子(プロフ) - 続編移行おめでとうございます。いつも楽しみにしています。これからもがんばってください!(≧▽≦) (2021年9月3日 9時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:親友大好き人間 | 作成日時:2021年9月1日 16時

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