親友と名探偵コナンの世界でヤンチャします３ (ページ15)

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一般人？ページ15

アキサイド

糸目｢そういえば、名前を教えていませんでしたね。沖矢昴です｣
アキ｢……アキです｣

沖矢｢……苗字は｣
アキ｢申し訳ありません。初対面の方には……｣

沖矢｢そうですよね……すいません、不躾に｣
アキ｢気にしていませんよ｣

ほぼ強制的に家に連れて行こうとするのは、不躾ではないのだろうか……

そして、着いた彼の……家

(………ここって、工藤さん達の家……だよね)

あれ、引越しなされた？

あ、でも表札は工藤だ………

沖矢｢どうかなされました？｣
アキ｢……いえ、ここって工藤さんのお宅だと記憶していましたので……｣

沖矢｢あぁ……貸して頂いてるんですよ。私の居たアパートが燃えてしまって……｣

何があった……と思ったが、そんな事此処では日常茶飯事だった

と、言ってもあの工藤家が普通の一般人に家を貸すとは思えない

(………この人、何者？)

私は自分の記憶の中から、この人の情報を探す

その時間、1秒にも満たない

アキ｢あ、……｣
沖矢｢何か？｣

アキ｢いえ……何でも…｣

思い出した、この人前にAが言ってた人の特徴に似てる

Aが気に留めた、それに加え工藤家まで入って来ると……

尚更、一般人では無い……

沖矢｢そう言えば、工藤さん達とは交流が？｣
アキ｢えぇ……優作さんには以前、交流があります｣

その答えを聞いて満足したのか、家に上げてくれた

沖矢｢それでは、お茶を入れて来ますから少しお待ちください｣

そう言って、リビングのソファに座らせて部屋を出ていった沖矢さん

私は直ぐに携帯を取り出して、文字を打った