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帰り道。
森山先輩と小堀先輩にこってり絞られた私は、家までの道をとぼとぼ歩いて帰っていた。



勉強しすぎて頭痛いぃぃ………


だいたい私は褒められて伸びるタイプなんだよ、あんなにガミガミ言われたらできるもんもできんわ!!!!!



毎日通る通学路。つい、いつもの癖で公園の横にあるバスケのコートをちらりと見る。

そこには中学生くらいの男の子たち四人がバスケで遊んでいるのが見えた。


純粋に楽しんでいる様子を少し見ていると、コートを挟んだフェンスの向こう側に私のよく知っている男が立っているのに気付いてしまった。







ここ神奈川だよ、なんでいるの?????





その男も中学生くらいの男の子たちを見ていたが、口を開けてガン見している私に気付いたようで、ニヤリと怪しく笑うとフェンスの角を曲がってこちらに近づいてきた。




「ちょ、おい!なんで逃げんだよ!!!」

『今あんたと話す気分じゃないの!!!』




開いていた口を戻し、ソイツとは真逆の方向に全速力で走った。

結構広いコートだったから、しばらくは追いつかれないはず……




「テメェなんざすぐ追いつくわ」

『げ』




フラグ回収早すぎワロターーー!!!



肩をガシッと掴まれ、おそるおそる振り返ると、息も崩さず額に青筋を浮かべた“ヤツ”が立っていた。


ちょっと肩強く掴まないで!!ギチギチ言ってる!!!折れる折れる折れる!!!!!




「よォ、A。」

『ひ、久しぶりだね、青峰』

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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , 海常高校   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - 文スト黒バス東リベ推しさん» コメントありがとうございます!13の続きで帝光中学校時代の話なので、赤司ですね。 (2022年6月29日 8時) (レス) id: edf0169bda (このIDを非表示/違反報告)
文スト黒バス東リベ推し - 14の黄瀬が赤司っちに言っておくからみたいな台詞あるけど赤司じゃなくて笠松とかじゃないですか? (2022年6月27日 17時) (レス) @page16 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年6月18日 20時

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