大好きな彼らと輝くために･･･ (ページ4)

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発覚ページ4

阿部亮平side

俺は今、病院の待合室にいる。昨日、佐久間にバレて、着いてきてもらえることになった。ちょっと、ほんのちょっと怖かった…から、着いてきてもらってよかった。

看護師「阿部さーん、阿部亮平さーん。1番の診察室にお入りください。」

呼ばれた…。怖い......、けど、行かなきゃ…。

俺は、不安で今にも崩れ落ちてしまいそうな体を必死に立たせ、震える足に気付かないふりをして、佐久間と一緒に診察室に入った。

亮平「失礼します…。」

医者「こんにちは。どうぞ、こちらにお掛けになってください。」

亮平「はい。」

医者「今日は、どうなさいましたか？」

亮平「はい…、最近体調が悪くて…。微熱が続いていたり、疲れやすかったりして…」

医者「そうですか。他に何かありますか？最近、変だなって感じること。」

亮平「あー、鼻血がよく出るようになって…。あと、身に覚えのないあざがあって…」

医者「ｯｯ!そうですか…、阿部さん、血液検査をしてみましょう。」

亮平「はい…、お願いします。」

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医者「先程の血液検査で、異常が見られました。もう少し、詳しい検査をしてみましょう。」

亮平「えッ！あッ、はい…。よろしくお願いします。」

医者「では、二階にあるこちらの検査室でお願いします。終わったら、ここに戻ってきてください。お連れ様は、ここで待っていましょう。」

亮平「はい…、じゃあ、行ってきます。失礼しました。」

部屋を出ていく時、チラッと見えた佐久間の顔は、とても動揺していた。

そりゃあ、そうなるよなぁー。

びっくりさせて、怖い思いさせて、ごめんなぁ、佐久間。

そんなことを思っていたら、検査室に着いた。