7 ページ7
キャー
見てるこっちが恥ずかしい
その後…二人は少し悲しそうに見つめあってから
TH「ヌナ…好きです」
YS「テヒョン…私もよ」
TH「じゃあ…」
YS「ごめんなさい…テヒョンの気持ちにはまだ応えられない」
TH「いや…俺、待ってます」
YS「ありがとう…」
クッ…泣かせやがって…
あ、演じてる場合じゃない…ヤバイヤバイヤバイ…早く隠れなきゃ…
とっさに私はドアの後ろにタイミング良く隠れた
お姉ちゃんは階段を下りていくのにテヒョンさんはなかなか出てこない
TH「ねぇ…そこにいるんでしょ？出てきてよ」
ヤバッ…
『ご、ごめんなさい！盗み聞きしてました！』
TH「謝られたら何も言えないな…」
なんて、笑顔で言うテヒョンさん
でも…自然な笑顔じゃなくて無理矢理作ったような笑顔で笑うテヒョンを見るのが耐えられなかった私はこんな事を口走っていた
『無理して笑わなくて良いですよ？私でよければ話…聞きますよ？』
そう言うと、彼は何かがﾌﾟﾂｯと切れたかのように涙を流し始めた
TH「うっ…ふぅっ…聞いて…ｯ…くれるｯ？」
『うん…とにかく泣き止んでくれるかな？』
コクンと頷いて話し始めたテヒョンさん
TH「あれは…僕の一目惚れだったんだ…それもつい最近
廊下を歩いてた時に偶然、ユンギヒョンに会って…その隣に居たのが…ユソンだった。
すごく綺麗で見惚れちゃってた…栗色でウェーブがかかった髪に二重でぱっちりした目、スッと通った鼻に整った唇、すらっとした体型…すべてが完璧で…
でも…もう遅かったんだ
ユソンの眼中に俺はいなくて…ユンギヒョンだけが映されていた
愛おしそうに見つめ合う二人の間に俺が入る隙間なんて元から無かったんだ
でも今は違う…ユンギヒョンとユソンは上手くいってないんだ」
『上手くいってないって何が？』
そう言うと、テヒョンさんは口を閉ざしてしまった
『あ…む、無理に話さなくていいから』
TH「ユ…ユンギヒョンに好きな人が出来たんだ…」
『だ、誰？』
もしかしたら、自分じゃないんじゃないかなんてちょっとだけ期待したんだ
でも…聞いちゃいけなかったみたい…知りたくなかったから
聞いてから後悔するのは私だったのに
あの時の私は馬鹿だった____
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 65人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無し64930号(プロフ) - ポルタンさん» ポルタンさん、コメントありがとうございます！これからもオモロイ展開にできるように頑張ります！！ (2019年7月22日 12時) (
レス) id: 33a763fa0e (このIDを非表示/違反報告)
ポルタン - なんか、オモロイ展開やな… ユンギ、愛しとーと。 (2019年7月21日 22時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
名無し64930号(プロフ) - とりさん» ありがとううう( ´艸｀) (2019年7月14日 13時) (レス) id: 33a763fa0e (このIDを非表示/違反報告)
とり - 新しい話読んだで！！めっちゃ面白い (2019年7月13日 8時) (レス) id: 903fab15f0 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 - ユメマクラさん» うん！がんばるわww (2019年6月14日 22時) (レス) id: 8517c09957 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：haluca x他2人 | 作成日時：2019年5月23日 21時
