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HW「ごめんごめん、話が分からん」
と言われても私はどこから話せばいいのか分からなかったから全部話すことにした
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿1ヶ月前
この日は丁度、部活で遅れて…
時計を見るともう夜の8時
とっくにみんな帰っている
だけど、この日はバスケの大会の前日だったみたいで、1つ上のユンギ先輩が残っていて、二人きりだったのだ
最後に残った人は体育館の電気を消して、ドアの鍵を閉めて、上にある窓が閉まっているか確認する
面倒くさそうだから、絶対に嫌だ
怖いって有名な先輩だから早く帰ろう
心の中で「ごめんなさい……」と先輩に謝って早足で帰るつもりだった
だけど、リズムよくバスケットボールをバウンドさせて、シュートを連続で何本も決める先輩は凄くカッコよくて…
見惚れてしまった
シュートを決める先輩を見る度に胸が高鳴って
顔が熱くなるのを感じた
見惚れ過ぎていたのか、先輩と目があってしまった
喜びと驚きが隠せなくて、その場から動けなかった
そんな私と反対にどんどん私に近づいてくる先輩
残り2歩ほどまでに近づいた時、先輩が口を開いた
YG「……何」
恐怖とトキメキが闘っていて
何も言えない
YG「まぁ、何でもいいけど、名前だけ教えてくんね？」
『……イ・（名前）……です…』
少し俯きがちに答えると先輩は何か思い出したようだ
YG「お前って、もしかしてユソンの妹？」
『はい』
何でお姉ちゃんの名前を知っているのだろうか……
私の疑問は5秒後に解けた
YG「……急にこんな事言うのもおかしいけど、ユソンと付き合ってる…まぁ、よろしく」
少し顔を赤くして、照れ隠しをするように微笑む先輩
そんな先輩とは違ってどん底に突き落とされた気分の私
よろしく と握手しようとした先輩の手を思わず振り払ってしまった私
一気に気まずくなる
ここに居れない
直感的にそう思った私は、
『あはは…そうなん…ですね、…私は帰りますね』
無理矢理だったと思うが、できるだけ普通を装って愛想笑いをして、急いで、体育館を出た
先輩が追いかけてくると嫌だから一気に学校の門まで走った
涙が止まらない
こんな夜に公園のベンチに座って大泣きする高校生なんて、どう見ても変だろう
でも、今の私はとてもそんなこと考えられなかった
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名無し64930号(プロフ) - ポルタンさん» ポルタンさん、コメントありがとうございます！これからもオモロイ展開にできるように頑張ります！！ (2019年7月22日 12時) (
レス) id: 33a763fa0e (このIDを非表示/違反報告)
ポルタン - なんか、オモロイ展開やな… ユンギ、愛しとーと。 (2019年7月21日 22時) (レス) id: 11b0bd599c (このIDを非表示/違反報告)
名無し64930号(プロフ) - とりさん» ありがとううう( ´艸｀) (2019年7月14日 13時) (レス) id: 33a763fa0e (このIDを非表示/違反報告)
とり - 新しい話読んだで！！めっちゃ面白い (2019年7月13日 8時) (レス) id: 903fab15f0 (このIDを非表示/違反報告)
夢女子 - ユメマクラさん» うん！がんばるわww (2019年6月14日 22時) (レス) id: 8517c09957 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：haluca x他2人 | 作成日時：2019年5月23日 21時
