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…
下を向く私の頭の上に
優しく手を置いてゆっくり撫でてくれる涼太くん
宮「んー、言いたくない?」
『違うよ、』
宮「無理には聞かないよ」
少しだけ悲しそうな顔をする涼太くんに
胸がきゅっと締め付けられた
渡「あーあ、疲れた」
隣にどかっと座る翔太くん
本当に何考えてるんだろうか、ふっか達も慌ててるし
深「しょーた!こっち来い!」
渡「あーーー、疲れた」
私の方に体重をかけてくるから
涼太くんの方に私の体が傾く
宮「翔太、Aが潰れる」
渡「A、ちょっと耳貸せ」
『え、なんで今?!』
渡「いーから!」
不思議に思いながらも翔太の方に耳を傾ければ
小さな声で言われた
“涼太の事、どう思ってんの?”
『え、どうって、そりゃ…』
翔太くんの方を見て答えようとすれば
どこか他の場所に行こうとする翔太くん
渡「答え、涼太に言ってやって」
『え?!』
宮「答えって??」
顔を覗き込む涼太くんに言わないって選択肢がない
一気に上がる体温
『涼太くんの事、大好き…だよ』
宮「…えっ」
恥ずかしくて、涼太くんの顔なんて見てられなかった
どうにか熱を冷まそうと顔を隠す
佐「A!舘様の顔!!」
『ん?え?』
佐久間くんに言われて涼太くんの顔を見れば
私以上に顔を赤くして、口元を手で押えていた
『ぬあ?!』
深「舘様、照れた?!」
向「めっちゃ、照れてるやん!カメラカメラ!!」
皆に見られて余計に恥ずかしいのか
どんどん顔が赤くなっていく
渡「涼太はさ、昔から自分では大好きとか言うくせに言われるのは恥ずかしがってたよな笑」
宮「っ、言わなくていいから笑」
なんと言うか…
涼太くんの照れた顔がこんなにも可愛いとは…
その顔がもう一度だけ見たくて
『涼太くん、大好き大好き大好き!!!』
宮「こら、辞めなさい」
渡「とか言いつつ、めっちゃ照れてんじゃん」
涼太くんの顔の熱はまだまだ冷めなさそうです!
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えみか(プロフ) - 更新お疲れ様です!子供が出来てからの生活など見たいです! (2021年2月7日 14時) (レス) id: 5aa5476ce3 (このIDを非表示/違反報告)
滝 - その後の話しがみたいです (2021年2月6日 17時) (レス) id: 1cfbcf2dea (このIDを非表示/違反報告)
もにぃ(プロフ) - ニナさん» 書き方褒めてもらえるの凄く嬉しいです!!ありがとうございます!! (2021年1月28日 22時) (レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 文章の書き方が本当に上手で尊敬してます!これからも更新頑張ってください! (2021年1月28日 18時) (レス) id: 1e08af3c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もにぃ | 作成日時:2021年1月22日 21時