フィクション ページ11
顧問はそこは見ていなかった。お気に入りと上手い子だけだった。
Aの方がMより上手いはずだった。
Mの親、おばあちゃんはうるさい人だった。何かあれば学校に電話して文句を言う。
Mは自分を良いように話、捏造していた。周りの人を蹴落としていった。
それはМと被害者たちとAしか知らない。Aも被害者のひとりだから。
心があったらどんな反応をしてたのだろう。Мの下手な泣き真似を何回みたんだろう。
涙一滴も出ていない声だけの泣き真似。やめた方がいいよ？そう思った。
Aは部活の同級生から虐められていたらしい。
この時と言うか全く気づいてなかったんだけどね。
MがAの悪口や嘘を言って他の人を騙していた。皆Mの手のひらで踊らされていた。
それをただ馬鹿やなぁと他人事のように見ていた。興味が無いし騙される方が悪いんやん？
まあ、Aも騙されてたんやけどな
バスケが大好きだったから何があっても続けられた。
初めて練習試合に出させてくれた。シュートも決めれたしドリブルで何人も抜いた。割といい結果を残せた。
けどAのは個人プレーだと言われた。確かに人に頼らずに生きてきた人間にチームプレーは割と鬼畜なのではないかなと思った。
だが、その日から顧問に呼ばれる名前の回数が増えていった。
A
A
A
…
それが嬉しかった。顧問のことも段々信用できるようになってきた。
けど、Aは体が弱いからすぐに怪我するし膝が外れるのは当たり前。足首の靭帯が伸びていて痛いのは当たり前。手首をひねって痛いのも当たり前。
Aにとっての当たり前はみんなの当たり前とは違った。
突き指も何も言わずに放置だった。他の人はテーピングやアイシング？やっけ？あの、冷やすやつをしていた。
そんな事してたらバスケできる時間減るやん？そんな無駄なことしたくないねん。みんな馬鹿じゃねぇーの？と思っていた。
それが普通やったんやな。
とりあえずバスケに夢中だった。
バスケに夢中すぎてあんまり覚えていないんやけど……あ、覚えてることあった
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みんみん(プロフ) - ですよね？！knさんのおかげで救われました爆笑 人は信じていいものかわからないですよね、では僕も現場からは以上です（） (2021年4月12日 23時) (
レス) id: 09503ac46a (このIDを非表示/違反報告)
ロフ。 - 同情ってわけじゃなくknさんいいですよね。(ふいんきぶち壊し)自分も訳ありで人あんま好きじゃないんですけどknさんの[フィクション]ってきいてあぁ...そのとおりやなぁてなりました。現場からは以上です。 (2021年4月12日 20時) (レス) id: 2994286efe (このIDを非表示/違反報告)
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