ー関西の紅一点の物語 IVー (ページ9)

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○ ノスタルジアページ9

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無事に少クラ生放送を終え、衣装から私服に着替えた

あとはもう帰るだけやねんけど、皆でとある人の楽屋に行こうって話に。

西畑「失礼します」

ドアをノックした大吾に続いて中に入ると、大男さんが9人

向井「おー、みんな揃ってどうしたん！」

西畑「どうしたんとちゃうわ！あんなん聞いてへんだもん」

SnowManに軽く挨拶をしてすぐにみんなで康二を囲む。

向井「俺もめっちゃ緊張してもーたわ」

「なんか、エモかったな」

大橋「 Aも大ちゃんも泣いてたもんな」

岩本「え、A泣いてたの？」

「泣いてへん！！うるっときただけやもん！」

向井「泣いてくれて良かったのに〜」

って言いながら引っ付いてこようとする康二を避けた

そこからはいつも通りのただの世間話が始まって、
楽屋はぎゅうぎゅうやし、次の仕事ある人もいるから帰ろうか、ってなって9人に挨拶をして楽屋を出た。

世間話の続きを話してるメンバーの一番後ろを大吾と2人並んで歩く。

手紙の内容を思い出せば、蘇る日々

2019年のあけおめも、2018年の梅芸も、2015年の春松竹も、康二と、皆と駆け抜けたこの数年。

思い出せば胸に来るものがあって、鼻の奥がツーンとする。

「懐かしくなったな、あの時代が」

なんてポロッと零すと、大吾は

「うん」

と一言だけ返した。

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