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一度そこから指を抜いて、また腕枕しながら抱き寄せた手は髪を梳き
もう片方は頬に触れる。
滑らかに指の間を髪が滑って
柔らかな肌は、手に吸い付いてくるようで気持ちがいい。
「大丈夫、いるよ。じゃあもっかい、いくね?足、開いて……」
俺の腰にAちゃんの片足を乗せてから、指を這わす。
『んっ……ん』
おでこに一つ、それから唇もリップ音をさせてキスをしながら、またゆっくりと指を沈めていく。
時々漏れる声と、Aちゃんの反応を見て、奥を目指す。
「指、全部入ったよ、痛くない?」
『ぃ、たいけど……大丈夫』
「無理してない?やめてもいいんだよ?」
『やめたくないのっ……潤にして欲しいの……お願い』
短く、そして早い呼吸をAちゃんが繰り返している。
「ん。じゃあ……ちょっとずつ指動かすよ?」
『ぁぁあ……はぁ、ん……』
キス出来そうな距離で下唇をギュッと噛んで、苦しそうに悶える。
「可愛いよ、A。かわいい」
『んん、潤、じゅん……!』
「ん、いるよ、大丈夫。ちゃんと濡れてきてるからね、安心して」
『はっ、ぅぅ……』
髪やおでこ、頬にキスをしながら
ゆっくりと指を動かすと、少しずつ濡れてきて、動きが更に滑らかになる。
Aちゃんの狭いそこは、俺のたった一本の指をぎゅうぎゅうと締め付けてくる。
「音、聞こえる?これ、Aちゃんの中の音だよ。えっちだね……?」
『はずかしっ……ん、やぁ……!』
「恥ずかしくないよ。Aの中が、俺のを受け入れてくれる準備が整ってきてるってことだからね」
『じゅんっ……!は、ぁ……』
「ここ、どうかな。痛くない?」
Aちゃんの中を優しく擦り、気持ち良さそうなところを探っていく。
『んん、痛くないけど……変な感じっ……』
「ん、分かった。じゃあ……ここね?」
『あっ、あっん……こえ、出ちゃうぅ……』
「いいよ。いっぱい出しな?」
『はぁ、あ……』
俺の胸元に顔を擦り寄せるから、唇が無意識に俺の肌を這って
その柔らかな感触が気持ちいいし
一生懸命、健気に俺を受け入れてくれようとしている姿が愛おしかった。
本当に可愛くて可愛くて仕方がない。
こんなに可愛い子が、俺からの愛撫で、女としての悦を覚えようとしてるって思ったら
男の本能が馬鹿みたいに剥き出しになる。
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作者名:鈴 | 作成日時:2020年12月16日 14時