六十六の呼吸 ページ16
・
ザッ ザッ
『いや、暗いな…怖いし』
意気込んで山の中に入ったはいいものの
初めて入った森だからどこがどう繋がってるのか
分からない
『こうしてこの森の中さまよってる間に累とか来たら、私死ぬじゃん…あぁ、会いませんように』
ん?___あんな所に屋敷が?_
木の影に隠れ屋敷を見る
『うわぁ、蜘蛛の糸だらけ....っという事は』汗
累達の家?!いやいやいやまさか…
こんなすぐフラグ回収するとかもう…はぁ
逃げる??、いやでも鬼殺隊士としてここは
向かった方がいいのかなぁ.....
『……いややっぱ一旦身を引いた方が』
「ねぇ、お前こんなとこで何してんの」
『ッ?!』ビクッ
即座にその声の主からバッと離れる
耳元で喋られるまで気づかなかったなんて…
私、まだまだですね…
とか言ってる場合じゃないんだよなぁ?!!
だって目の前にいるのは_____
『…ッ累』
累のこめかみがピクっと動く
あ"あぁぁしまったァ、またキャラの名前を呼んでしまうという悪い癖がァ!!!
累「へぇ、僕の名前知ってるんだ」
『え?!あ、いやその感がね!』
必殺、感です…だ!!←
累「まぁそれはどうでもいいや…で、君さ鬼殺隊士でしょ」
『…そうだよ』
そう言った瞬間、まわりに糸が張り巡らされた
_これ今私、殺されそうになってる系??
いや、そうなら対抗するけども
累「はぁ最近多いんだよね鬼殺隊、僕らの邪魔をしないでよほんと」
累が指を動かすと、糸がバラバラに動き始めた
が、その動きはすぐに止まった
累「……ただ殺すんじゃつまらないか」
『ッどういうこと』
累「僕が今から二十数えるからお前はその間に逃げていいよ、まぁ逃げられたらだけど」
『え、は?』
累「ほら早く逃げなよ、いーち」
にーぃ
これは、のるべきか…?
でもここより広い場所に出られたらこちらとしては有利になるはず…
さーん
ダッ
一か八かッ、広い所を探せっ!!
___________
森のちょっと行った先に、木がいい感じに生えてないところがあった
『…ここならある程度大丈夫、かな』
刀振り回して木とかに刺したら嫌だもんね
累「そんな遠くに逃げてないじゃん、僕のことなめてる?」
『はッ、なめるわけないじゃん…下弦の鬼を』
累「ッ!僕が下弦って事も知ってるんだ、
お前何者なの」
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ザクロ(プロフ) - みなさん» 無理矢理柱合会議に入ってしまいました...!コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2020年2月26日 22時) (レス) id: 4ea7264c02 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 柱との再開!柱合会議に入りましたね!!更新頑張ってくださいね!楽しみにしてます! (2020年2月25日 21時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - ミニさん» 最近なかなか更新できず、すみません!更新頑張ります! (2019年12月29日 17時) (レス) id: 4ea7264c02 (このIDを非表示/違反報告)
ミニ - 更新楽しみにしてます (2019年12月22日 23時) (レス) id: 5a1c8c6245 (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ(プロフ) - 花桜さん» 頑張って更新します!楽しみにしてくださり嬉しいです!! (2019年10月2日 22時) (レス) id: 4ea7264c02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ザクロ | 作成日時:2019年9月10日 23時