11 制服 貴女side ページ12
｢うっわ...さすがにきつくない...？｣
鏡に映るのはいつもの私の姿。
...着ている物を除けば。
女子高校生という設定で潜入捜査をしている私には避けては通れないものがある。
そう、制服だ。
FBIの力を駆使し、高校に通うことになっている。
帝丹高校という学校だ。
童顔で、身長が小さめと言ったって、これでも25歳の女だ。
体つきだって、完全に女。高校生とは違う。
まあ、そっちのサイズが大きいってわけじゃないけど...平均だよ、平均。
明日は月曜日。そして明日から学校に通うことになっている。
高校に2度も通うことになるとは思わなかった。
ちゃんと話題とか...ついていけるのかな...
｢楽しみすぎて眠れなーい｣
冷や汗を少しかきながら、試しに着ていた制服を脱ぎ、ため息をついた。
翌日、再び制服を着た。
変なところはないはず...
化粧だって、いつもよりもさらに薄くした。
玄関の鏡でもう1度確認し、ネクタイを整えた。
｢よし、行ってきます。｣
誰もいない家に向かって話しかけ、鍵をかけた。
｢えー紹介しよう！今日からこのクラスの一員となる、柊Aさんだ！みんな仲良くな！
じゃあ柊、自己紹介を｣
教壇の前に立ってクラスを見渡す。
若いなあ...いつになってもこの場所は緊張するなあ...
｢柊？｣
｢あ！はい！
柊Aです！最近ここら辺に越してきたばっかりで、わからないことだらけなので、色んなこと教えてくださいね！皆さん仲良くしてください！｣
いつもより少しだけ声のトーンをあげそう言った。
すると教室から拍手が起きる。
誰も私がFBIで危険な組織と関わっているとは思わないだろう。
休み時間になって、私は質問の嵐にあっていた。
どの人も私と仲良くなろうとしてくれるのが伝わって、捜査とはいえ、やはり嬉しい。
中でも、私は毛利蘭、鈴木園子、世良真純という子達と仲良くなった。
蘭は、ポアロの二階の毛利探偵事務所の娘で空手が得意。工藤新一という想い人がいる。
園子は、鈴木財閥のご令嬢だが、はつらつとした性格。
世良ちゃんは、私より少し前に転校してきたばっかりで、高校生探偵をしているらしい。
...世良ちゃんの顔、どっかでみたことあるなあ。
特に目の部分。
私がポアロでバイトしていることを伝えれば、今日みんなで来てくれるらしい。
あのコナン君も連れて。
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零(プロフ) - ギャグじゃない、ぴえんって、ギャグ大好き過ぎて草ギャグ大好きな人、好きです← (2020年5月8日 4時) (
レス) id: 65b70f381b (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - アオさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。ご心配ありがとうございます。作者、生きてます。更新したのでよかったらまた読んでやってくださいませ。 (2019年8月8日 22時) (レス) id: 0b29ddadeb (このIDを非表示/違反報告)
Lily(プロフ) - のんのんさん» お返事が遅くなって申し訳ありません。応援ありがとうございます！中々亀さん更新になってしまうのですが...頑張ります！！ (2019年8月8日 22時) (レス) id: 0b29ddadeb (このIDを非表示/違反報告)
アオ - はじめまして。この作品暫く更新されていませんが、大丈夫ですか？ (2018年5月5日 20時) (レス) id: e874f23264 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - すごくいい話ですね！ 応援してます！ 更新頑張ってください！！ (2017年5月7日 17時) (レス) id: 925f4d298b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ x他1人 | 作成日時：2016年5月5日 17時
