身長低くても！！マフィアでも！！愛すべし！！！！〜番外編〜【中原中也】

まったり温泉旅行行くべ！！ ページ1

「温泉旅行！？！？」

「エリスちゃんが駄々こねたからねぇ、休暇とるからみんなで行くよ」






有無を言わせないような口調におされ




ポートマフィアの温泉旅行行きが決定した





いや、マフィアこんなんでいいのか？？？






◇






「おぉ、すっげぇな」

「貸切みたいですよ、芥川先輩」

「煩い樋口」

「すみません！！！！」

「エリスちゃんの浴衣、エリスちゃんの浴衣」

「防水の檸檬爆弾の研究を進めるのにもってこいの場所であるな！！わっはっは！！！」







あの....



一言でいうとカオス、英語で言うとケイアス





「ははは、大丈夫かなこれ」




個性豊かすぎて所々で化学反応怒って爆発してる人々を遠い目で見ながら、乾いた笑いしか出てこない



「おいA、手前なにぼーっとしてんだ、行くぞ」



中也ちゃんにそう促され、風情ある老舗旅館の立派な門をくぐった






「森さん、こんなことにマフィアの資金と権力使っちゃっていいんですか」

「エリスちゃんがそう言ったから、決まりだよぉ」

「ダメだこいつ」

「A君、一応私、上司」

「片言面白くないです」

「ひどい！！！」





めそめそとぐずり始める森さん


べ....別に可愛いとか思ってないんだからね！？！？






「A！！A！！！」

「ん？どうしたんですか？エリスちゃん」

「あれ着ましょ！」





旅館に入ってすぐにエリスちゃんが指さしたのは


「浴衣...？」

「そう！！」


マネキンに着せられら色とりどりの浴衣




まて


浴衣があるということは....


エリスちゃんが浴衣を着る＝森さんがみんなに浴衣を着るという＝首領命令





＝中也ちゃんの浴衣姿




「よし、着よう、今すぐ着ようエリスちゃん」

「ほんと！？ね〜リンタロウ聞いた？？」

「大丈夫だよ、エリスちゃんの浴衣は私が選んでおいたから」

「....キモイ！！」

「酷いよぉエリスちゃぁん」




よっしゃ....よっしゃ




中也ちゃんの浴衣姿なんて、万年に一度の機会



奇跡が起きるぞ、あそこの色気だけキャパオーバーするぞ


そして私は遺書の準備をしようか(真顔)






「首領、部屋割りはどうするんですか？」



はっ......



中也ちゃんが森さんにそう問う




森さんは顎を触りながら「う〜ん」とうなり




「無難に男女に分けるかい？」




森さんがそういうと姐さんが口を開いた




「中也とAは同じ部屋でえぇのではないかえ？」

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