検索窓
今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:101,304 hit

推し40 ページ7

後から抱きついているから顔は見えないが、中也ちゃんが物凄い悪い笑みでにやりと笑った気がした



次の瞬間、彼の体から赤い波の様な物が広がり、遠くの自動銃座が爆発した



「わぁお、お見事!さっすが中也ちゃん」

「特使の接待役がこんな木偶とは…泣かせる人手不足じゃねェか、生きてる奴が出てこいよ」



頭上の監視カメラに向かって中也ちゃんは皮肉たっぷりに言う



やばっ…え??かっこいい((今更



惚れたわ、抱かれろ(?)





中也ちゃんはまた私を引きずりながら前へ歩む、普通だったら絶対文句たらたらだけど、なんだかんだ中也ちゃん私に甘いよね、好きだわ有難う







ザッザッと前方からも足音が聞こえ、中也ちゃんは足を止めた、彼の背中に顔を埋めていた私は、ひょっこ〇はんのように前方を見る





「おいおい…たった二人かよ」

「わぁ、すっごい人選…成程ねェ〜」

「どういうことだ??」

「単純に探偵社にとっての価値の順序の問題だよ」

「わっかんね…まぁ、いいわ」



目の前には与謝野さんと賢治君、相変わらず美しいし可愛い、癒しだよ



あ…一番はもちろん中也ちゃんね??




「応対が不満なら、事前予約してから来な」

「マフィアが敵拠点で暴れるのに、予約がいると思うか??」




馬鹿たれ、言葉のあやだよ中也ちゃん




「はい!!いらないと思います!!」

ビシッと片手をあげ元気に言う賢治君



もうこれツッコミいねぇわ…駄目だ




「暴れたいんなら好きにしなぁ…けどあんたらは暴れに来たんじゃない、だろ??」

「ん?なぜわかる」

「うちは探偵社だよ…訪客の目的くらい一目で見抜けなくってどうするんだい」

「お宅の社長は…?」

「そこだよ」



そういって与謝野さんが持っている鉈を斜め前方に振り下ろした



そこには一台の監視カメラ




「おい、A」

「ん〜っとね…はい、森さんからの贈り物です」




そういって事前に森さんから渡されていた一枚の写真をカメラの視線の先にかざす


「この人たちをエサで釣った、現れる時間と場所はここに書いてあります」



そういってくるりと写真をひっくり返す




「こんなチャンスめったにねぇだろ?憎き組合に一泡吹かせてやれよ」


挑発交じりの口調で中也ちゃんはそういう





「なるほど、そそられる提案だね…」

与謝野さんが口を開く


「だろ??」


中也ちゃんがドヤ顔で…やっば可愛い



ドヤ顔…正義、かわい





(文字数)

推し41→←推し39



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (131 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
253人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

琥月(こづき)(プロフ) - ホウ酸さん» わぁお 真逆の同じ身長w (2020年5月27日 5時) (レス) id: 28a617331c (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - 琥月(こづき)さん» あwちなみに私も同じですwww (2020年5月26日 6時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
琥月(こづき)(プロフ) - ホウ酸さん» そして主人公ちゃんと身長が同じです(笑) (2020年5月25日 21時) (レス) id: 28a617331c (このIDを非表示/違反報告)
ホウ酸(プロフ) - 琥月(こづき)さん» 愛を叫ばせてるだけです!!それは嬉しいですねありがとうございます!!!! (2020年5月25日 21時) (レス) id: d043e2c381 (このIDを非表示/違反報告)
琥月(こづき)(プロフ) - ホウ酸さん» 主人公ちゃんのキャラ好きです! (2020年5月25日 21時) (レス) id: 28a617331c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ホウ酸 | 作成日時:2020年5月19日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。