身長が低くても！！マフィアでも！！愛すべし！！！！2【中原中也】

推し61 ページ28

え？まってこれ嫌いなパティーン？？
これ私もしかして実は嫌われてるパティーン？？？

はっず、やっばはっず、恥ずかしいわ自惚れ野郎馬鹿野郎



「な〜んて、嘘だよ」

「好きって言ったら…どうしてくれるんだ？？」


しゃべったぁ…


え、無理無理この場合の最適解なんてわかんないんだけど森さんヘルプミイイイ？？？？
推しにこんなこと言われてこんな脳内発狂してる奴いんのか？？



あ、私だ((



「私は中也ちゃんの事大好きだよ？？」



任せた私のオタク性質(?)


「…ちげぇ」



チッ…そっちの大好きじゃないってバレたか


「手前は狡ぃ…狡ぃよA」


すがるような、せがむ様な声でそんなことを言われる




「それって…どういう、」

「失礼するよ、おや…お邪魔だったかな？？」

「も！！！！！！！りさん…」

「首領…」




そういえばさっき中也ちゃんが目を覚ましたから連絡入れてたんだった…うっかりです！
さすがに森さんの前でこんな体勢恥ずかしすぎるので、そそくさとベッドから逃げ出す


よかったぁ、


ていうか全然お邪魔なんかしてませんし、むしろベストタイミングに来てくださいましためっちゃ気まずかった、あの場合にどうやって話し続けるかなんて私の脳みそでは考えられない(ノンブレス)





「うん…二週間絶対安静ね」

「え…でも仕事」

「首領命令だよ、無理に動いて使い物にならなくなったら駄目だからね、その間の世話役はA君だから」

「初耳なんですが？」

「勿論、たった今言ったからね」



嘘つきました全然森さんナイスじゃない、首領だろ！？


部下の現状考えろやゴラ((無茶ぶり





「それと、A君は何か私に言いたいことがあるのでは？」

「…お見通しってわけですね」

「あとで執務室に来なさい、ゆっくり話そう」

「御意…」



森さんは不気味さを含んだ笑顔を浮かべて私にそういう

知ってた上で世話役なんて押し付ける嫌な人だ



「中也ちゃん、私は狡いんだ…ごめんね、狡いんだよ」





これから死んでしまうかもしれない

森さんと話すことは百も承知のうえで報告書に書いた






私の”予知”が、出来なくなってきていることを







「これで私は用済みの駒になってしまうかもしれない、もう中也ちゃんに会えるのが最後になってしまうかもしれない…それでも私はさっきの問いに答える気はない」

「なん…で」



傷のせいだろうか彼は苦しそうにいう








「生きて帰ってきたら教えてあげるよ」

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