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『 もしもーし 』


「 Aちゃん急にどうしたの!笑
あ、いま電話して平気だった?? 」


『 電話は全然平気だよ〜
私バイト始めたくて!慎太郎くん、高校のときからバイトしてたから色々知ってるかなって思って 』


「 今までしたことないんだっけ?どういうのがいいの? 」


『 時給いいところがいいかも 、あとブラックじゃないところ(笑)』









「 Aちゃんがよければなんだけど … 俺の今のバ先で一緒に働く? 」


『 えっ !!! 』







慎太郎くんに色々お話を聞いていたら、一緒に働こうと言われた。たしかに、知り合いがいる方が安心できそう … !








「 カフェなんだけど、春だし就職とかでやめた人多くて!店長も少し困ってるんだよね、あ、女の人ね。」






カフェ … いいかもしれない … ! 場所が気になるけど、店長女の人なら、万が一北斗くんにバレたとしても、男関係で問い詰められることはないと思う。(慎太郎くんはバレないようにやってるけどたぶん気づいてる)







「 AちゃんA大だよね?場所も大学通う通り道くらいにあるんじゃない?どんな道で行ってんのかはわからないけど(笑)」


『 じゃあそこでバイトさせて! 』


「 はや!笑 」


『 なるべくはやく決めたくて 』


「 じゃあ明日バイトあるから店長に言ってみるね! 」


『 ありがとう本当にありがとう 』


「 ぜんぜんー、また連絡する 」


『 ありがとう! 』









優柔不断な私でも慎太郎くんのおかげではやくバイトが決まりそう。きっと勘の良い北斗くんにはすぐバレてしまいそうだけど、なんとかしよう。ていうか、ダメって言われたから潔く諦める人じゃないって本人もわかってると思う(笑)









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作者名:駿 | 作成日時:2021年9月15日 21時

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