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「あれ？どうしたんだよ、おでこ。」
夜、医局でカルテ整理をしていると藤川先生が話しかけてきた。
「頭痛いんだってさ。ほら、雨降ってるし。」
外は音が医局まで聞こえるほどの大雨。
「冷えピタ…病人みたい…」
「病人じゃん。」
緋山先生に突っ込まれた。
まぁ、雨だけのせいじゃないんだけど…
「あ…」
「ん？どうかし…」
HCUに黒田先生と白石先生の姿が見えた。
何か…話しているようだ。
少し…聞き取りづらい。
でも…これだけはハッキリと聞こえた。
「お前らと…出会わなければ良かったなぁ。」
それは、白石先生を傷つけるのには十分だった。
白石先生は外へ飛び出した。
「白石！」
「白石先生！」
私と耕ちゃんは走って追いかけた。
白石先生はヘリポートの手前で止まった。
そして、ポケットの中身を地面に捨て始めた。
「ヤメロッ…」
「離して！」
耕ちゃんの静止を振り切った。
「辛いのはお前だけじゃ…」
「昔から！周りの空気ばっかり気にしてた。」
耕ちゃんの言葉を遮り話し出した。
「皆の期待に応えなきゃって…ここに来た。別に来たかったわけじゃないっ…！ただ周りに流されて…」
「白石先生…」
「そんな人間は来ちゃいけなかった。私がメチャメチャにした…黒田先生の人生は私がメチャメチャにしたの！」
それは…白石先生の心の叫びだった。
「私はここに来ちゃいけなかった！！」
白石先生は泣き続けた。
顔の滴は、雨か涙か分からないほどとなった。
「白石先生…大丈夫だよ。白石先生…」
私は白石先生に抱きついた。
私が緋山先生にしてもらったように…
今度は私が…
耕ちゃんはそんな私達を側で見守っていた。
雨音は白石先生の嗚咽さえも掻き消した。
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本ニャン(プロフ) - シロップさん» 物語の中身としてはあまり気にせず思いきって書くことがポイントです！気にしすぎるとかえって書きたい事が書けませんからね。あとは他の作品を読んでいいと思った事はどんどん真似しましょう！たくさん書くことが一番良いです！参考にしてもらえたら嬉しいです(*^^*)っ (2018年7月14日 18時) (
レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 本ニャンさん» 作品を書く時のコツとポイントを教えてくださいませんか？ (2018年7月14日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - ルビーさん» はい！何時でもコメントしてくださいね！応援してます！ (2018年6月15日 23時) (レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
ルビー(プロフ) - いえ！またアドバイスしてもらってもよろしいでしょうか？ (2018年6月15日 23時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - ルビーさん» そう簡単な事ではないですが、勇気を出すことも大切だと思います！違反を受けてしまった場合は素直に削除するしかありませんけどね。この拙い言葉でルビーさんが勇気を出してくれれば私は嬉しいです！生意気ですみませんm(__)m (2018年6月15日 22時) (レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2018年5月11日 7時
