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「青井、進路はどうするつもりだ。」
高３のある日、担任に呼び出された。
担任の手には進路希望調査表があった。
「お前の家庭の事情は知っている。でも、就職するにしても進学するにしてもそろそろ決めないといけない。」
進学…か…
医者になりたいという願いは一度も捨てた事はなかった。
でも…
これ以上、おばあちゃんに迷惑はかけたくない。
奨学金を借りるにしてもそろそろ自立しないと…
「もう少し待って貰えますか？来週までには決断しますので。」
許可を貰い、職員室を出た。
「何の話だったんだ？」
耕ちゃんが待っていてくれた。
「進路か。」
言う前に手にあった調査表を見られた。
「耕ちゃんはどうするの？」
「俺は上越大学の医学部に行く。」
医学部…耕ちゃんも医者か…
でも…上越大学なら家を出ないと…
そうなると…おばあちゃんが一人に…
「お前はどうするんだ？医者になるのか？」
「え？あ…」
耕ちゃんは応援してくれるのだろうか…
でも、私まであの家を出るとなると本当におばあちゃんは一人になってしまう。
「ううん。まだ考え中。でも、来週までには決断しなきゃいけないけど…」
嘘をついた。
本当は医学部に行きたい。
行きたい大学もある。
でも…お世話になったおばあちゃんを一人には出来ない…
「そうか。俺は、お前の好きな道に行けばいいと思っている。」
そう言って教室に戻っていった。
好きな道…
私は…千葉の翔陽大学に行きたい。
私が…助かった場所だから…
あそこで…救命医になりたい。
いや…なる。
なって、お母さんとお父さんの見ていたものを見たい。
それからは勉強も必死にした。
偶々地方入試をやっていたので住んでいたところでも受験はできた。
見事合格した。
担任の協力もあり、おばあちゃんと耕ちゃんには黙っておいてもらった。
本当は駄目だけど…
そして…家を出る日、おばあちゃんの家には手紙を残していった。
悪いとは思ったけど引き留められると思ったから。
そして、私は翔陽大学に通い、救命医になった。
そして、ドクターヘリの存在をしった。
搬送の速さが魅力的だった。
ヘリがあればお母さんとお父さんのような重症患者でも運べる…！
私…フライトドクターになる…！
こうして私はフェローになって皆に出会い、耕ちゃんと再会したんだ。
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本ニャン(プロフ) - シロップさん» 物語の中身としてはあまり気にせず思いきって書くことがポイントです！気にしすぎるとかえって書きたい事が書けませんからね。あとは他の作品を読んでいいと思った事はどんどん真似しましょう！たくさん書くことが一番良いです！参考にしてもらえたら嬉しいです(*^^*)っ (2018年7月14日 18時) (
レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 本ニャンさん» 作品を書く時のコツとポイントを教えてくださいませんか？ (2018年7月14日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - ルビーさん» はい！何時でもコメントしてくださいね！応援してます！ (2018年6月15日 23時) (レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
ルビー(プロフ) - いえ！またアドバイスしてもらってもよろしいでしょうか？ (2018年6月15日 23時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - ルビーさん» そう簡単な事ではないですが、勇気を出すことも大切だと思います！違反を受けてしまった場合は素直に削除するしかありませんけどね。この拙い言葉でルビーさんが勇気を出してくれれば私は嬉しいです！生意気ですみませんm(__)m (2018年6月15日 22時) (レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2018年5月11日 7時
