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白石side
青井先生が怒りの余りに出ていってしまった。
「なんなんだよ…アイツ…」
「あれは藤川先生が悪いと思う。後で謝った方がいいよ。」
何故あそこまで怒ったのかは分からない。
でも…彼女にとっては地雷だったのだろう。
「あっそれよかさ！黒魔術って知ってる？」
「アンタ、あの後でよくそんな話できるね。で、黒魔術？え、何？誰か呪いたいの？」
二人はさっきの事など気にしないように別の話をした。
同期で腕が頭一つ抜けている藍沢先生と青井先生。
一度青井先生とは打ち解けたと思えたのに…まだ、何か壁を感じる。
「どうかした？」
ボーッとしていたようで緋山先生に話しかけられた。
「いや…何でもない。」
「でもさぁ、藍沢って耕作って言うんだよな？耕ちゃんとか呼ばれてんのかな？」
「案外、おばあちゃんの前では甘えん坊かもね。ばぁちゃんーこれ買ってー！みたいな？」
また藍沢先生の話をしている。
人の弱いところに漬け込むのが人だもんね…
「ちょっと！」
見ていられなくなり声をあげた。
「不謹慎だと思うけど…」
でも、それしか言えなかった。
Aside
頭も冷えたところで耕ちゃんと一緒におばあちゃんの病室に行った。
実はおばあちゃんに会うのは高校生の時以来だから少し緊張している。
耕ちゃんも久しぶりなのか緊張していた。
「目、覚めた？すぐ個室に移すからね。」
ところがおばあちゃんは耕ちゃんの顔を見ずに鞄を大事そうに抱えた。
様子がおかしい…
「こんにちは！」
藤川先生達が来た。
「あ…僕ら藍沢先生の同期のフェローです。」
「藍沢先生にはいつもお世話になっています。」
「初めまして。怪我の具合はどうですか？」
さっきとは大違いだ…特に緋山先生と藤川先生…
それより気になるのはおばあちゃんの様子。
胸騒ぎがする…
「初めまして…」
「ここで働いている同期だ。Aもいる。」
そして…予感は当たってしまうものだった…
「初めまして…」
「俺だよ。」
「初めまして…」
「嘘…おばあちゃん、耕ちゃんだよ？耕作だよ！？」
現実とは簡単には裏切ってくる。
「すみません…どちら様？」
私と耕ちゃんには余りにも酷な現実だった。
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本ニャン(プロフ) - シロップさん» 物語の中身としてはあまり気にせず思いきって書くことがポイントです！気にしすぎるとかえって書きたい事が書けませんからね。あとは他の作品を読んでいいと思った事はどんどん真似しましょう！たくさん書くことが一番良いです！参考にしてもらえたら嬉しいです(*^^*)っ (2018年7月14日 18時) (
レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
シロップ(プロフ) - 本ニャンさん» 作品を書く時のコツとポイントを教えてくださいませんか？ (2018年7月14日 8時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - ルビーさん» はい！何時でもコメントしてくださいね！応援してます！ (2018年6月15日 23時) (レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
ルビー(プロフ) - いえ！またアドバイスしてもらってもよろしいでしょうか？ (2018年6月15日 23時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
本ニャン(プロフ) - ルビーさん» そう簡単な事ではないですが、勇気を出すことも大切だと思います！違反を受けてしまった場合は素直に削除するしかありませんけどね。この拙い言葉でルビーさんが勇気を出してくれれば私は嬉しいです！生意気ですみませんm(__)m (2018年6月15日 22時) (レス) id: 5208eaeae5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：本ニャン | 作成日時：2018年5月11日 7時
