マネージャーの好きな人が知りたい【ハイキュー】

番外編 ページ40

それから次々とプレゼントを渡された


3年生のみなさんからは特製のお菓子袋だった


多分だけど今日では食べきらないはず…


1週間分は入っている


そして潔子さんからは


お揃いのキーホルダーだった


猫と犬らしく、好きな方を選ばせてくれた


優しい…


仁花ちゃんからは


谷｢こ、こんなのですが…｣


ひよこの柄のタオルと拳一個分くらいの小さなひよこのぬいぐるみだった


仁花ちゃんらしいな！


『ありがとう！』


2年生達のは


西｢Aちゃん。誕生日プレゼントは……俺からの愛ですっ！！｣


田｢俺のも！受け取ってください！！｣


縁｢おい。違うだろ、みんなで買ったやつだから｣


はい、っと2年生の人達が渡してくれた


文房具が沢山入った袋だった


『わぁ、ありがとうござます！』


そして次は1年生達…


山｢Aちゃん、ごめん、こんなのだけど…｣


申し訳なさそうに渡したものは


可愛いメモ帳とシャーペンだった


山｢女の子だからよく分からなくて…気に入らなかったらごめん！｣


山口優しすぎる…


『ううん！気に入ったよ！ありがとう！』


ぱぁっと笑顔になる山口


そして月島は…


月｢はい。｣


可愛い柄のミニタオルだった


『意外っ！！』


月｢は？勘違いしないで。みんなあげてるから僕もあげただけ。｣


『照れちゃって〜、でもありがとう！』


月｢っ……｣



次は日向だ


日｢おめでとうー！A！｣


渡されたのは大きな柴犬のぬいぐるみ


『わぁ！可愛い！ありがとう！』


日｢おう！｣


もちもちしてて可愛い


…ん？


しっぽ辺りにタグが着いていた


気づかなかったフリしとこう…


1番に渡してきてくれた飛雄が近づいてきた


影｢A…｣


『…？』


影｢ん。｣


飛雄自身の頬をつんつんと叩いた


どういうことだ？顔に何かついてる…？


『…？顔に何かついてる？』


影｢違ぇよ。もうキスしてくんねーのか？｣


｢｢｢！？｣｣｣


みんなが一斉にこっちを見る


『ちょ、それは幼稚園の頃でしょ！』


影｢……｣


唇を尖らせてムスッと機嫌の悪くなる飛雄


だってもう高校生だよ…


脳内は幼稚園生か…


月｢幼稚園の頃のやつを今やるとか、王様ほんっとに馬鹿だね｣


そして煽る月島


影｢う、うるせぇ！｣


日｢いーなぁー！俺もAとキスしたい！｣


山｢日向まで何言ってるの！？｣


本当に何を言っているんだ


こんなこんなで、今までで最高な誕生日が終わった




〜Fin

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