TH × JK 【短編】 (ページ45)

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【第23弾】テヒョンのエイプリルフールページ45

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TH今日、宿舎に帰るね。

仕事終わりに見たテヒョンからのカトク。

THてか今日からずっと宿舎。

TH…多分、Aに個人的に会うことも金輪際ないと思う。

…は？

何言ってんの、

A何言ってんの、意味がわかんないんだけど、、

TH…俺たち、別れよう。

「…は」

待って。え、急に何？別れるって何？

A何言ってんのほんとに、ちゃんと面と向かって話して。今すぐ帰るからちゃんと家にいて。

TH他に好きな人ができたんだ。

その文を読み、一瞬頭が真っ白に。

目に涙が浮かび上がるが、すぐさま会社を飛び出し家に向かった。

ｶﾞﾁｬｯ

「テヒョンアっ！」

乱暴に靴を脱いでリビングへの扉を開けると、もう既にリビングは真っ暗で、私の心も真っ暗に。

…急に別れるって何よ、、まともな話もしないで…ほんとにこのまま別れる気なの？

電気を付け、テーブルに視線を落とすと

“カトク読んで”

そう書かれた紙切れが置いてあった。

画面を戻さずそのまま家に向かったため、パスコードを打てばそのままテヒョンとのカトクの画面に。

そこにはまた新たな吹き出しが。

THドッキリ大成功☆

…は？

？「てってれーん！！！」ｷﾞｭｯ

「！？」

後からのしかかった重みに必死に耐え、顔だけ後ろに向けると、ニコニコの笑みを浮かべたテヒョンが抱きついていた。

TH「エイプリルフール♪ビックリした？」

「…っほんとに辞めて！(泣)」

TH「あはは、ミアネ～。」

顔を覆って泣き崩れる私を、テヒョンは優しく抱き締めた。

TH「ごめんね、ちょっと冗談キツすぎた？」

「ほんとにビックリした…こんな最低な奴だったんだって思った…(泣)」

TH「やー、A以外に好きな人なんて出来るわけないじゃんかぁ！笑」

「もうやだ…一生のトラウマ。」

TH「ん、ごめんごめん。これで許して？」ﾁｭｯ

「…」

許すけど…

「もぉ…今度やったらガチで私から振る。」

TH「え！？冗談だってば！」

「やだもんこんな嘘。心臓に悪い。」

TH「ごめんごめん！もう一生しないから結婚してよ～(泣)」

もう意味わかんない…笑

fin.